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2022年3月19日(土) 北海道の旅②(2日目/6日間)
車ではない飛行機と電車の北海道の一人旅、2日目。
しかし、今日はレンタカーを借りて網走を満喫するぞ!
今日の予定は、今回の旅のメインである網走刑務所と北浜駅の停車場に行くこと。
まずは、流氷砕氷船に乗り流氷を見て、レンタカーを借りて網走刑務所・オホーツク流氷館に行き、ラーメンを食べて停車場に行き、その後は温泉三昧の予定。
明日は網走駅10:24発の電車で知床に向かうので、その時にレンタカーを返すようにしたいなと思い、レンタカーを24時間借りるために、今日は流氷砕氷船に乗ってからレンタカーを借りる。
日をまたいで借りた方が、夕方に返すためにバタバタしなくて済むし。
まずはホテルで朝食。
ここドーミーイン網走の朝食は、カニ飯が有名でイクラも食べ放題との事で、カニ飯の上にイクラとホタテを乗せて食べてみた。
うまいんだが、やっぱり別々に食べるのが良い・・・。
朝食を終えて外を見てみると、小雪が降っている。
この天気で流氷砕氷船に乗るのはな・・・・
っと思い、流氷砕氷船は止めてしまった。
朝食後は部屋でゆっくりしてレンタカーを借りに行くことにした。
10:30 網走駅に到着
網走駅に到着。
まだ予約時間前だったので、網走駅を散策。
気温は2℃。ほんとに2℃というぐらい、東京の2℃の方がよっぽど寒い・・・。
網走駅前のレンタカー屋さんに予約したのは11:00だけど、ちょっと早いけど借りることが出来た。
コンパクトサイズを予約したが、トヨタのワゴン車にグレードUPしてくれいた。
もちろんスタッドレスで4WDなので雪道も安心だ。
さて、出発しますかな!
11:50 本物の「網走刑務所」に到着
網走駅からすぐの場所に、本物の「網走刑務所」がある。
網走刑務所のイメージは、重犯罪を犯した受刑者が入る場所と思っていたが、それは昔の北海道開拓時代であって、現在は再犯者や暴力団構成員で10年以下の懲役の人が入っているとの事。
しかも受刑者が作ったものが売られているところがあるので車で行こうかと思ったが、観光客はこの橋を車輛で渡ってはいけないと書いてあるので、近くの無料駐車場に車を止めて歩いて向かう。
網走川を渡ると網走刑務所の入り口がある。
その向かいに「刑務所作業製品展示場」があるのでそこに向う。
店に入ると色々なものがある。家具やバーベキューセット、まな板、Tシャツなど。
まな板は良いと思い買おうと思ったが・・・、色々なサイズがあり、どれを買ってよいのか分からなくなってしまった・・・。
物色していると、デザインも素材も良いTシャツがあった!
ユニクロで売っているような、夏場の汗がすぐに乾くような生地で、デザインも背中に格好良く「網走」と丸字で書いてある。
しかも値段は¥1,000-ちょっとだったので2着購入!
11:20 「博物館 網走監獄」に到着
そして今回の旅のメインでもある「博物館 網走監獄」に到着。
朝から小雪が降ってて止む気配はないな・・・。
なんだかアミューズメントパークに来たみたいだ。
まずは鏡橋を渡って受付でお金を払う。
この時、HPの割引券をiPhoneで提示すると10%割り引いてくれるのはうれしい。
受付では、「④庁舎」とどこかは撮影禁止とも書いてあり、他は写真を撮ってもいいのかを聞いてみたところ、他はOKだがYoutubeに動画はUPしないでくださいとの事だった。
敷地面積は東京ドーム3.5個分の広さとの事。
じっくり見学すると1.5時間はかかるとの事。早めに見学して1時間と事。
さっき見た本物の網走刑務所と同じ形だ!
遠目ではだれかが警備のために立っているのかと思ったが、近づいてみると人形だった・・・。
人形の完成度高いな!
これは創設当時の壁で当時は木製で出来ていたとの事。
こちらは重要文化財にもなっている庁舎。
資料の展示や小さなカフェ、お土産屋さんなどがあった。
これは休泊所。遠征して道路工事を行っていた際の寝泊まりする場所で「動く監獄」と言われていたとの事。
枕は丸太になっており、起こす時は丸太を叩いて起こすと。
すごい衝撃だろうな・・・。
それにしても人形の完成度が高すぎる。
iPhoneで写真を撮る際には、しっかりと顔認識するし・・・。
↓こちらは耕耘庫。監獄内には鍛冶屋もあったと。
↓こちらは重要文化財にもなっている「二見ヶ岡刑務支所」。
ここは自給自足の生活をしていた様で、結構見応えがあった。
今では「監獄食堂」は別の建物になっているが、以前はここで監獄食が食べれてた様だ。
本当に人形の完成度が高い。
昔の人は身長がやっぱり低いわ。
みんなで草履を洗っていますな。
HPにあった天井を伝って脱獄している人形はここではなかった。
この人形、人が来ると自動で顔を左右に振るのが異様に怖かった。
↓ここが重要文化財になっているメインの舎房。
5棟が放射線状に建てられており中央見張り所から見渡すことが出来る構造。
昔の人は良く考えたものだ。
↓iPhoneのパノラマで撮ってみたが分かりずらいわ・・・。
↓いたいた!これが見たかった!
左から3番目の建物にいた脱獄犯。
これは五寸釘を足に刺したまま逃げたという「五寸釘の寅吉(西川寅吉)」かな?
↓これは浴場。受刑者にとっては一番の楽しみとの事。
どの時代でもどんな状況でも、人間はお湯に浸かると疲れが取れるのね。
昔の人の入れ墨はすごいわ。
最後に「物産館」でお土産を見て終了。
急いで回ったつもりはないけど、1時間は居た様だ。
さて次はクリオネを見に「オホーツク流氷館」に向かいますかな。
網走監獄を出たら辺り一面、雪景色じゃないですか・・・。
しかも、登坂だし。
スタッドレス&4WDはすごいわ!
全然滑らないし、グイグイ登って行ってくれる。
12:30 「オホーツク流氷館」に到着
網走監獄から車で10分ぐらいにある「オホーツク流氷館」に到着。
ここは標高が高いので吹雪いていて、顔が痛い・・・。
受付でお金を払い、B1Fにいくと元気の良い女性のスタッフが出迎えてくれる。
「今なら流氷体感テラスは貸し切り状態ですよ!」というので、早速行ってみる。
さぶっ!
-15℃の室内で濡れたタオルを振り回すとカッチカチやで!
このキタキツネも完成度が高いわ。
ようやく会えましたなクリオネさん。
ただ、オジサンには厳しいですよ・・・、コンタクトをしているので、老眼でなかなかピントが合わない・・・。
近くにはクリオネの捕食ビデオがあったのが面白い!
クリオネさん、食事の時は結構エグイのね。
こっちのこじんまりとした水槽が良かった!
どれも可愛げがあり見てて癒された~。
最後に3Fの展望テラスに上がってみたが、予想通り、外は吹雪いているので何も見えない・・・。
ちょっと小腹が空いてきたので、ラーメンでも食べに行こうかな。
13:00 「煮干らぁめん 有頂天」に到着
「オホーツク流氷館」からほど近い「有頂天」に到着。
住宅街にぽっつりとあったので意外だった。
↓↓↓その時の感想は「グルメB級部」↓↓↓
お腹も満たされたので、今回の旅のメインでもある「停車場」に向かう。
なんだか天気がどんどん悪くなっている様な気がする・・・。
海岸線を走っていると海には流氷があるではないか!
今朝は「お~ろら」に乗らなくても流氷は見れたわ!
しかし、風が強い・・・。
13:45 北浜駅「停車場」に到着
危うく通り過ぎるところだったが、「停車場」ついた!
ほんとにポツンとある駅舎だわ。
ホームに行ってみると、なんとも北海道!と言う景色。
これはいいね~、どこにも人はいない、さびれた駅舎。
なんともこの風情に見とれてしまうではないか!
ここは雪景色の方が絵になるわ。
駅舎に入ってみると、たくさんの名刺が貼ってある。
感覚的に「東京メトロ」の名刺が多かった印象がある、そりゃそうだよね。
昭和の時代ではよく見る光景だけど、今の時代では個人情報とか何やらでやらなくなってきているだろうな~。
私は昭和の人間なので、持ってきた名刺を貼っていた!
名刺に見惚れていると、えっ!まじっすか!
そういえば、今日の午後からの釧網本線は運休すると言ってたからか!
あ~気づくのが遅かった。運休するなら「停車場」も休みになると読んでいれば、早めに来たのに・・・。
ま~しょうがない、次に網走に来た時にしますかな。
ちなみに「停車場」がある「北浜駅」から釧路方向に3つ先にある「止別駅」にも「えきばしゃ」という駅舎のラーメン屋があるので、そこも次に来た時には必ず行こう!
旅のメインにしていた「停車場」に入れなくモンモンとしていたので、駅舎の隣にある展望台に上って流氷を見ることにした。
↑これはなかなかいい写真が撮れた。
欲を言えば、「停車場」も写り込んでいれば良かったが、ドローンが無いと無理だわ。
気を取り直して、次の目的地の「裏 点に続く道」の地点に向かう。
「涛沸湖(とうふつこ)」の湖畔を走るが、雪国の道って昼間でもすごいわ。
↑ここがGoogleマップに記載されている「裏 天に続く道」地点。
何も見えましぇん・・・。
晴れていれば、延々と続く一本道が見れるんだろうな~。
15:00 「峠の湯びほろ」に到着
この旅、1軒目の温泉に到着。
辺り一面、雪景色の平野に突然、ポツンとある温泉場。
↓↓↓その時の感想は「温泉部」↓↓↓
のんびりするには、なかなか良かった!
さすがは北海道という感じ。
無料休憩所でゆっくりしている間に、そういえば、天気はどうなんだろうと見てみると、今日は雪は止みそうにないですな。
釧網本線が運休!?
明日の20日(日)は10:00に網走駅でレンタカーを返して、網走駅10:24発の電車で知床斜里駅に向かうのだが、釧網本線はどうなっているんだろう?
今日の19日(土)は、午後は全区間計画運休と出ていたが、明日はどうなんだろう?
っと、調べてみると、15:00頃に明日の20日(日)は釧網本線は全区間で運休しますと・・・。
えっ!ええっ!!マジっすか!
どうしよう・・・。網走から知床斜里までってバス走っているのかな?
調べてみると網走バスに「知床エアポートライナー」というバスがあるらしいが、2022年3月6日までの運行で今は走っていない・・・。
タクシーで網走から知床斜里までは1万円ちょっとかかるらしい。
ただ、知床斜里駅からウトロ温泉までのバスは、明日にならないと運行するかどうか分からないとの事。
・・・、年末に登別に行った時、宿の人が「北海道は公共交通機関はすぐに止まるんですよ。」と言っていたことが脳裏をよぎった・・・。
ウトロ温泉で予約した「北こぶし」は絶対に泊まってみたいし・・・。
あ~どうしようかな、選択肢としては、
- 網走駅からタクシーでウトロ温泉まで行く。(約¥22,000-)
- ウトロ温泉の「北こぶし」はキャンセルして、網走でもう一泊する。(約¥8,000-)
- ヒッチハイクで網走駅からウトロ温泉まで行く。
かな。ん?明日の20日(日)全区間運休という事は、明後日の21日(月)は大丈夫なのか?
もし、21日(月)も運休となると、ウトロ温泉で足止めとなってしまう・・・。
ん~~~~~~~、どうしましょ・・・。
あっ、今日借りているレンタカーをもう1日延長出来ないかを聞いてみよう!
レンタカー屋さんに聞いてみると、明日の予定は入っていないので、延長はOKですよの回答!
良かった~~、しかも、料金は予約したのが早い時期で割安だったので、1日延長で¥4,300-。
レンタカーは、19日(土)11:00~21日(月)11:00まで借りる事が出来た。
これなら、明後日の21日(月)も釧網本線が運休になったとしても、ウトロ温泉の「北こぶし」に泊まって網走に戻って来れる。
ただ、レンタカー屋のおばちゃんいわく、「札幌や釧路から電車が来ないと網走発が出来ないんですよ。だからこっちの天気が良くても運休が長引く事は多いですよ~」と・・・。
21日(月)の網走駅10:24発の電車は動いてくれないと、21日(月)に予約している川湯温泉に行けない・・・。
最悪、10:24発の次の15:10発の電車は動いてくれないと・・・。
今考えてもしょうがないが、21日(月)も全区画終日運休の場合は、川湯温泉を諦めて網走で1泊するかな。
まずは、明後日の21日(月)まではどうにかなるから、気を取り直して、次の温泉にでもいくか。
17:00 「女満別農業構造改善センター ひまわり温泉」に到着
小雪なのだが止む様子もなく風が強くなってきている様な・・・。
そんな中で次の温泉に到着。
↓↓↓その時の感想は「温泉部」↓↓↓
温泉を出た頃には、辺りは真っ暗。
明日の予定を立て直すことに意識が行ってしまっていたが、お腹が空いたぞ!
お寿司でも食べにいくぞ~、っと車を走らせていると、一瞬前が見えなくなるほど吹雪いていた・・・。
辺りには該当もなく、車もいない・・・。
なんか楽しくなって来たぞ~~!なんでも来いっ!
18:30 「鮨ダイニング 月」に到着
北海道では有名な回転寿司「ビックサン」と同じ会社が経営している回転寿司の「月」に着いた。
↓↓↓その時の感想は「グルメB級部」↓↓↓
いいネタを食べたので、ものすごくお酒を飲みたかった!
ただ、車なので飲めない・・・、車でなければここには来れない・・・。
ホテルに帰ってもらった缶チューハイでも飲んで寝るかな。
19:30 ホテルに到着
夜で吹雪の中の運転は道が分かっていないと迷いますな。
カーナビをセットしておいたけど、危うくホテルを通り過ぎるところだった・・・。
遅い時間にホテルに到着したので、ホテルの併設駐車場は満車・・・。
ホテルに着いたらまずは冷え切った体を暖める為に温泉に。
ホテルに温泉があるのはほんと助かるわ~。
缶チューハイを飲みながら、ウトウトと寝てしまった。
「夜鳴きそば」を食べ損ねてしまった・・・。
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