モール泉の温泉
「モール泉」は、ドイツ語で「泥炭」を意味する「Moor」が由来で、植物由来の有機物(腐植質)が溶け込んでおり、効能が高いと言われている温泉。
「泥炭層」や「亜炭層」と呼ばれる地層からよく湧出する。
- 「泥炭層」とは、気温の低い高緯度地域では気温が低い為、枯れた植物を分解する微生物等の活動が不活発で、植物が完全に分解されずに繊維組織を残したまま堆積した土壌
- 「亜炭層」とは、植物や落ち葉、海藻などは、地中で長い期間経過すると炭化し、その後、「石炭」になるが、「石炭」になる前の状態の土壌。
「モール泉」は、空気に触れて白濁になる物とは異なり、湧出した状態が「琥珀色」や「茶褐色」の色をしており、石油臭や油臭がするのが特徴。
植物由来の有機物を多く含むことにより「アルカリ性」寄りになる傾向があるので、美肌効果が期待できると言われている。
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