全国の温泉地開湯ランキング(諸説あり、疑いあり)
全国の温泉地の開湯はいつか、しっかりと調べることはできないが、HP等に記載されている情報を元にたランキング。
開湯3,000年前
道後温泉(愛媛県) ※日本三大古湯
約3000年の歴史を誇り、日本最古といわれる道後温泉のシンボルである「道後温泉本館」は、平成6年12月に公衆浴場で初めて、国の重要文化財に指定されました。(道後温泉HPより)
開湯:1,900年前
蔵王温泉(山形県)
開湯は、今から1,900年以上前の西暦110年と言われ、高湯温泉、最上高湯とも称された蔵王温泉。湯煙と硫黄の香りに包まれる温泉街のメインストリート「高湯通り」は江戸時代から続く300年の歴史があります。(山形県HPより)
開湯:1,800年前
草津温泉(群馬県) ※日本三名泉
日本武尊が草津を訪れたのは、東国征伐の帰途だと伝えられています。草津周辺の山々や里を歩くうちに、谷間にもうもうと立ちのぼる湯煙を見つけました。日本武尊は湯気の上がる傍の石に腰を下ろし、湯につかったと言われ、この逸話が日本武尊の草津開湯伝説になっています。座った石は後に御座石(ございし)と名づけられました。(草津温泉HPより)
湯の峰温泉(和歌山県)
湯の峰温泉は四世紀ごろに熊野の国造、大阿刀足尼(おおあとのすくね)によって発見され、後に歴代上皇の熊野御幸によってその名が広く知られる様になりました。開湯1800年。(熊野本宮観光協会HPより)
嬉野温泉(佐賀県) ※日本三大美肌の湯
嬉野(うれしの)温泉の歴史は古く、和銅6年(713年)に編纂された肥前国風土記に紹介されています。「東の辺に湯の泉ありて能く人の病を癒す」と記述されており、古くから名泉として知られてきました。 伝説によれば開湯は神功皇后(201~269)の時代にまで遡るといわれ、神功皇后が新羅、百済、高句麗に出兵した三韓出兵の帰途に嬉野に立ち寄り、川中に温泉が湧いており、白鶴が元気に飛びたっているのを発見し、その湯が負傷した兵士の傷を癒したのを喜び「あな、うれしの」といったことが「うれしの(嬉野)温泉」の由来と言われています。(嬉野温泉配湯株式会社より)
開湯:1,500年前
別所温泉(長野県)
別所温泉(べっしょおんせん)は、戦国の名将真田幸村の隠し湯があったと言われている1500年以上続く名湯です。(別所線HPより)
別所温泉の源泉の歴史は古く、記録で確認できるのは825年(平安時代)からです。したがいまして実際に温泉が湧出しているのはそれ以前からということになります。その信州最古といわれる別所温泉源泉の歴史を、別所温泉源泉史として源泉を管理する別所温泉財産区元議長、降旗康雄氏がまとめました。(別所温泉HPより)
開湯:1,400年前
有馬温泉(兵庫県) ※日本三大古湯、日本三名泉
日本書紀の「舒明記」には、舒明3(631)年9月19日から12月13日までの86日間舒明天皇が摂津の国有馬(原文は有間)温湯宮に立ち寄り入浴を楽しんだという記述がある。(有馬温泉HPより)
他のHPでは「600万年前」という記事も。ほんとか?
白浜温泉(和歌山県) ※日本三大古湯
斉明3年(657)、時の孝徳天皇の皇子である「有間皇子」が、この「崎の湯」に逗留され、その「有間皇子」の薦めで木の根険しい山坂をいとわず、翌年には、「斉明天皇」が、大宝元年(701)には、「持統天皇」「文武天皇」が行幸され、また熊野詣での往来に、「後白河法皇」をはじめ、都の貴族たちが沐浴されており、道後・有馬と並んで日本最古の三湯の一つの温泉とされています。(白浜町HPより)
開湯:1,300年前
湯田川温泉(山形県)
山形県鶴岡市で、庄内三名湯のひとつに数えられる湯田川温泉は、豊かな自然と人情味溢れる湯の里として、毎年多くの観光客を出迎えております。開湯1300年の歴史を経て、現在では泉質や自然環境など、保養地として優れた温泉地の整備・育成を目的とする制度である環境省指定の「国民保養温泉地」として2001年に認定を受けました。(湯田川温泉HPより)
那須温泉(栃木県)
那須温泉郷は、今から約1390年前の舒明2年(630)、狩野三郎行広の鹿の湯(元湯ともいう)発見に始まり、明治以前に板室、三斗小屋、大丸、北、弁天、高雄と次々に温泉が発見され、これを那須七湯といい、すでに江戸時代には世に知られていました。(那須温泉HPより)
龍神温泉(和歌山県)
龍神温泉はその昔、役の行者が発見し、後に弘法大師が難陀竜王の夢のお告げによって開湯したといわれる1300年の伝統を誇る由緒ある温泉です。江戸時代には、紀州藩主徳川頼宣公がいたく気に入り、藩費を使って宿を建てさせ、廃藩までの長きに渡って代々藩主達の別荘地として愛されてきました。(旅館下御殿HPより)
二日市温泉(福岡県)
二日市温泉が歴史に登場するのは、はるか1300年前の奈良時代です。最古の和歌集である『万葉集』には、大宰師(長官)大伴旅人が亡き妻を慕って詠んだ歌が収められています。(筑紫野市観光協会HPより)
雲仙温泉(長崎県)
開湯1300年を誇る乳白色の硫黄泉、雲仙温泉。橘湾の海岸線に広がる、熱量日本一の小浜温泉。(雲仙観光情報HPより)
開湯:1,200年前
泥湯温泉(秋田県)
宮城県と秋田県の県境に湧き、開湯1200年ともいわれる山懐の秘湯。昔、病に苦しむ乙女が透明な湯に入るのをためらっていたところ、天狗が現れ、米のとぎ汁のように白く濁してくれたという伝説が残っています。(湯沢市HPより)
肘折温泉(山形県)
開湯の歴史は807年にまで遡り、2007年には開湯1200年を迎えました。「肘折」という名の由来には、肘を折った老僧がこの地のお湯(上の湯)に浸かったところたちまち傷が癒えたという説をはじめ、諸説が縁起として語り継がれています。(肘折温泉HPより)
野沢温泉(長野県)
日本で唯一、村の名前に「温泉」がついている野沢温泉村。冬の間は雪に覆われるこの地に湧き立つ温泉を発見したのは、聖武天皇(724~748年)の時代の僧・行基であるという説。(野沢温泉HPより)
開湯:1,000年前
鳴子温泉郷(宮城県)
鳴子温泉郷は1000年を超える歴史を持っています。温泉の発見は承和4(837)年。鳥谷ヶ森(鳴子火山)が大爆発し、熱湯が噴出したといわれ、一説には、そのときの轟音から村人が「鳴郷の湯」と名づけたとも伝えられています。(鳴子温泉郷HPより)
下呂温泉(岐阜県) ※日本三名泉
下呂の温泉街から4キロほど離れたところに、湯ヶ峰という海抜1,067mの山があります。この山はおよそ10万年前に噴火した火山といわれ、下呂温泉は最初、この湯ヶ峰の頂上付近で平安時代の中頃にあたる天暦年間(947~957年)に発見されました。(下呂温泉HPより)
開湯:400年
高湯温泉(福島県)
高湯温泉は2007年に開湯四百年を迎えたが、この開湯年の根拠は地元に伝わる二つの開湯伝説による。 この伝説の一つは信夫屋旅館の祖である在庭坂二子塚出身の宍戸五右衛門が慶長十二年に開いたと伝えられている。 もう一つは安達屋の祖である菅野国安が慶長十二年十一月末に開いたとも伝えられている。 共に慶長十二年(1607年)という年号は合致しているので開湯の年は間違いないであろう。(高湯温泉HPより)