車内が乾燥しているし、毛布だけでは寒い・・・。
前回、9月下旬に山形県で車中泊をした際、寒くなってきたので社内が乾燥して喉が痛くなってしまった。
温泉に入る時に使うタオルを濡らして車内に吊るしておいたけど、これではな・・・。
あと、Tシャツとパンツ一丁に毛布をかぶって寝ていたら、夜寒くて起きてしまった。
もっと着込んで寝れば良かったのだが、東京は暑かったのでジャージを持ってきてなかった・・・。
車は鉄の塊なので外気温に左右されやすいから、乾燥と寒さ対策が必要ですな。
9月下旬でも寒いのであれば、雪が降る前なんかはもっと寒くなるだろう。
乾燥対策については、車内用に加湿器を買おう。
寒さ対策は、毛布をもう一枚、車に積み込むのも良いが、シェラフ(寝袋)を買ってみよう。
車用の加湿器
何気なくAmazonで探してみると、¥1,000~2,000台で買えるので、こんな物で良いだろう。
どれも似たり寄ったりだが、コード式と充電式があるようだ。
車中泊の時はエンジンを切っているので、充電式が良いな。
充電式で一番売れているものをAmazonで注文。
セールで¥1,580-なり。
朝に注文したので、その日の夜には届いた。
なんとも簡単な造りですな。
この金額ならこんな物か。
大きさはポカリスエットの500mlペットボトルよりちょっと大きいサイズ。
これなら車のカップホルダーに入るだろう。
こんな物でもあるのとないのとじゃ大違い!
シェラフの種類
調べてみると、シェラフはマミー型と封筒型の2種類があるらしい。
マニー型
- メリット:保温性が高くコンパクト
- デメリット:窮屈な寝心地
登山とかで使うシェラフは、体への密着性が良く保温性が高く、軽量で持ち運びしやすい物が多い。
登山やバイク旅で使うならこちらの方が良いだろう。
封筒型
- メリット:余裕があり寝心地が良い
- デメリット:大きくてがさばる。
文字通りの「封筒」の様な長方形の形をしており、ゆったりとしており寝返りもうて、布団の様に使用できるシェラフ。
暑い時は足元を開いて温度調節することが可能で、モデルのシュラフなら2つ繋げることができるので、ファミリーとかには重宝しそう。
ただ、ゆったりとしているので布団に近いが、体への密着性がない分だけマミー型と比べると保温性が落ちる。
今回の目的は車中泊なので、持ち運びは関係なく、寝心地重視となると、こちらの封筒型を購入しよう。
封筒型のシェラフ
Amazonを見ていると中華製の安い物があるが、せっかく買うなら信頼性の高いメーカー品を買っておこうと思い、有名どころの封筒型を調べてみた。
色々と調べていくと、「快適温度」というものがある。
車中泊なので氷点下は要らないだろうが、念の為、「0℃~」ぐらいで考えておこう。
モンベル
↑なかなか手頃な価格があるではないか!
選ぶとしたら「ファミリーバッグ#1」の方かな。
↑こちらは「ダウン」を使っているので結構、値がはりますね。
選ぶとしたら「ダウンファミリーバック#1」の方だが、「ファミリーバッグ#1」で十分。
しかし、どちらもなんでこんな柄にしたのだろうか・・・。
コールマン
↑これはなかなか良い。
2つの違いを調べてみたが分からないが、3パターンで使い分けが出来るのが良い。
値段も手ごろなので、今のところの第一候補。
↑こちらも良いが、快適気温が「5℃~」と言うのがちょっと気になる。
2つの違いは肌触りの様だが、寒い時はジャージを着てしまうので、どちらでも良いかな。
NANGA
↑こちらは表面に「オーロラテックス」という素材を使っており、耐水性が良く、生地が薄く、軽い。
この素材は、多孔質という水蒸気は通し、水は通さない。
これは登山用だし、値段が高すぎるので却下!
Snow Peak
↑こちらは見た目からも肌触りや質感が良く、布団で寝ているかのような感じがして、収納した時のサイズも良いが高い・・・。
極寒の地で使うならこれが欲しくなるだろうけど、車中泊では不要だな。
購入した封筒型のシェラフ
余り選択肢は無かったが、モンベルの「ファミリーバッグ#1」とコールマンの「マルチレイヤースリーピングバッグ」の2つに絞った。
絞ったは絞ったが、もう心はコールマンの「マルチレイヤースリーピングバッグ」に決まり!
3パターンで使い分けが出来るのが良い!
口コミでは、「重くて大きくてまるで布団」とか「バッグに収納しても大きい」とかあったが、車の中に入れっ放しにするので問題なし。
一応、モンベルの「ファミリーバッグ#1」も調べてみたが、なぜか値段がどこも定価よりも高い。
もし、モンベルの「ファミリーバッグ#1」を買うなら、公式サイトから購入した方が断然お得ですな。
購入する物は決まったので、あとは買うだけ。
Amazonで数日、「マルチレイヤースリーピングバッグ」の金額を見ていたら、¥10,000-から¥11,111-になり、¥11,451-になり、¥12,600-になってしまった。
10月19日(土)・20日(日)でAmazonがセールを実施していたが、この商品は全く安くなっていない・・・。
これから冬に向けて需要があるから、値段は下げずに、むしろ上げていくんだろう。
早めに購入しておけば良かったと思いながら、Amazonで購入!
恒例の開封儀式
Amazonで注文した翌日には到着。
大きさが分かるようにポカリスエットの500mlペットボトルを並べてみたが、梱包された状態でも結構でかいな。
ん~でかい。
キャリーケースから出してみても変わらずでかい。
セッティング
早速、車に積んでセッティングしてみた。
なかなかの存在感。
普段、荷台には何も載せることは無いので良いのだが、マットレスと毛布とシェラフで荷台のほとんどを占領している。
今まで後部座席の背もたれ部分が少し高いので、マットレスを敷いた時に少しだけ斜めになっていた。
今回、シェラフを購入したことで毛布は必要なくなったので、高さ調整の為に荷台部分に毛布を敷いてマットレスの高さ調整として使ってみたら、これがなかなか良い!
その上に「マルチレイヤースリーピングバッグ」をポン置き。
これだと寝心地は良いだろうが、寝返りが打てないな。
「マルチレイヤースリーピングバッグ」は3層構造で、一番外側の「アウトレイヤー+フリース」だけだと「快適温度:5℃」となっている。
実際に寝るときはジャージを着ているので、中間層の「ミッドレイヤー」は使わなくても良いだろうから、「アウトレイヤー」を布団替わりにして使うのが良いな。
「アウトレイヤー」を分解するが、チャックの部分は布がファスナーに挟まれないような工夫がされているのが良いな!
ただ、これは「アウトレイヤー」だけで「ミッドレイヤー」には付いていない、なぜ??
「アウトレイヤー」を広げて布団替わりにした状況。
これで十分だろうな。
もし寒ければ、「ミッドレイヤー」も開いて、「ミッドレイヤー+アウトレイヤー」の二重布団にしてしまえば良いか。
それか「ミッドレイヤー」をマットレスの上に敷いてしまうのも、寝心地が良くて良いかも!
ここまでやると片付けるのが面倒になり、旅をしている最中はこのままの状態だろう・・・。
いずれにしても、早く試してみたいぞ!
使用感
温泉に行きたくなる季節だったので、2度使ってみた感想。
車用の加湿器
気温が下がってくると思った以上に車の中は乾燥している。
温泉に入った後のタオルがいつの間にか、カラッカラに乾いているし。
夜中に6時間とかぶっ続けで運転していたら喉が痛くなるのも分かるな。
この加湿器、イルミネーションがあるのだが、一度、電源を落とすと記憶されおらず、再設定が必要になるがマイナスポイントかな。
あと、連続ミストで使用していると4時間で自動で切れてしまう。
バッテリーの持ちは1タンク分ぐらいだった。
車のエアコンを付けているので、室内の湿度が上がっている気はあまりしないのだが、ミストが目に見えるので気分的にはOKかな。
あと、夜、車中泊する際には車の電源は切れてしまうので、バッテリー駆動があるのはありがたかった。
いずれにせよ、無いよりかはマシと言ったところか。
マルチレイヤースリーピングバッグ
これはかなり良かった!
外気温が5℃の時に2回ほど使ったが、かなり暖かい!
外気温が氷点下にはなっていなかったので、「アウトレイヤー」だけを広げて布団の様に使ってみた。
頭は寒いのだが、首から下は全然寒くない!
外気温が5度ぐらいなら「ミッドレイヤー+アウトレイヤー」の二重布団にしたら、逆に暑くて起きてしまうだろうな。
しかし、仕舞うのが大変・・・。
なので、旅から帰ってきてもそのままの状態。
↑これは2回目の旅に車中泊をした後の状態。
特に荷台に乗せるものはないので、1回目の旅からこの状態で、後部座席は直して荷台がこの状態。
だらしない様に思えるがこれの良い点は、途中で眠くなると道の駅に車を止めて、仮眠ができるのが良いので、当分はこのままの状態だろうな。
長距離運転後にゆっくりと寝るには、これは必需品だ!