スープカレー マジックスパイス(下北沢)
最近、無性に辛いものが食べたくなり、会社帰りに下北沢のスープカレー屋さんの「マジックスパイス」に行ってきた。
ここはもう10年ぐらい前になるだろうか、大泉洋が出演していた「水曜どうでしょう」で、大泉洋が北海道にあるスープカレー屋では一番好きだと言っていた。
そして東京にも出店したらしいので、大泉洋が下北沢のお店に行っていたので知った。
北海道ではカレーと言えば、スープカレーが一般的と言っていたが今ではどうだろう。
ここのスープカレーは本当に病みつきになる。
ルーがスーパーでも市販されているのだが、やっぱりお店で食べた方が美味しい。
独特なお店の雰囲気は昔から変わっていない。
金曜の夜に行ったのだが、空いていたのにはびっくりした。
以前は、週末のお昼に来ると、開店前から並んでいたりしてにぎわっていた。
すんなりと席に通されメニューを見ると、昔はなかったと思うがお酒がちょっとだけあった。
迷わずビールを頼み、ゆっくりとメニューを見る。
ここの楽しさは、辛さを選べ、トッピングも豊富な事。
ただ、トッピングを頼みすぎると、結構な値段になってしまう。
頼んだのは、ベースはチキンカレーにし、辛さは一番上の虚空にし、トッピングはナンコツボールとクイティオ大盛にした。
ビールを飲みほしたところで、待望の激辛カレーが来た!
まずスープを飲むと、初めは甘く感じるがすぐに咳き込むぐらいに喉に辛さが来る。
ただ単に辛いだけではない。コクがありうま味もある。だから病み付きになってしまうのだ。
ただ、昔食べた程、辛くはない。感覚というか精神が麻痺しているかもしれない。
辛さで一番上は「虚空」だが、その上に「アクエリアス」というのがある。
未だに試したことはないのだが、次に行った時には「アクエリアス」だ。
次にチキンを食べるだ、これがまたうまい。
ホロホロとお肉がほどけ、しっかりと味が付いている。しかもモモ肉が一つ丸々入っているので、結構な食べ応えがある。
そしてたっぷりの野菜やトッピングを食べる。すべてがうまいが、辛さが足りない・・・。
スープ、チキン、スープ、野菜、スープ、トッピング、の順に食べていると、肝心のスープが無くなる・・・。
ライスはたっぷりと残っている。もっと辛く、スープの量が多ければいいのだが。
食べ終わってみると、汗だくになっており、テーブルの脇に辛増用のスパイスがあった・・・。
まだまだ、辛さの欲望、略して「辛欲」は満たされていない。