美人林(新潟県)
樹齢約100年ほどのブナの気が一面に生い茂る「美人林」に行ってきた。
四季折々、風景が異なりすべての季節を楽しむことができるらしい。
果たしてここがパワースポットなのかどうかは・・・、信じる者は救われる!
いざ足を踏み入れると、もはやパワースポットかどうかなどはどうでも良くなる!
ナビにルートをセットし走っていると、普通の田舎風景の場所に標識が出てくる。
「こんなとこにあるの?」と思ったがブナの林があるところなので、アミューズメント的な場所ではない。
そりゃそ~だ。
標識の「美人林」よりも「キョロロ」の方に興味がいってしまった。
フムフム、ここを入っていくのね。
森にちょっと入ったところにあった!
確かにブナが生い茂っているが、普通の森!?
いやいや、ここはパワースポットなのだ!
ブナの原生林って他にもあるんじゃね??
違う!ここは昔、木炭にする為にすべて伐採したが、その後、ブナが一斉に生え出したというパワーがみなぎっているところなのだ!
単にブナの種かなんかがあったからじゃね?
・・・。
止めよう、信じる者は救われる!
深呼吸をすると空気がまるで違うと感じる。
鳥のさえずりが響き渡り、カッコーが木の幹をつつく音もこだまする。
時折、そこ風が吹き葉のこすれる音が心地よい。
こんなにも心が落ち着く場所は久しぶりだ。
前に感じたのは、青森県の「奥入瀬渓流」だったなと思いだした。
見上げてみると、これまた感動。
木漏れ日が時折、目に直接入りまぶしいが、これもまた心地よい。
いつしかパワースポットということを忘れ、ブナの木々に癒されてしまった。
来ることは困難だろうが、雪が積もった風景も味わってみたいものだ。