【温泉部】万座温泉 日進館(群馬県)

万座温泉 日進館(群馬県)

日本で一番硫黄の濃度が高いと言われている万座温泉の「日進館」に行ってきた。

標高は1,800mと高く冬になるとなかなか行きづらい場所。

リピーターも多く、一度入るとまた来たくなる温泉らしい。

私もここは好きで近くまで来た時には立ち寄ってしまうぐらいだ。

いつも草津温泉と万座温泉のどちらに行こうかと迷うのだが、いつも万座温泉を選択してしまう。

草津温泉のお湯も良いのだが、日帰りで入れる温泉で泉質が良い所がなかなか無く、町がこじんまりとしていてゆっくりできないのが理由だと思った。

一方で万座温泉は山の頂上付近にあり、見渡す限り空と山のてっぺん。

源泉かけ流しで空を眺めながらゆっくりと温泉を満喫できる。

温泉気分を味わいたい時には草津温泉、しっぽりと温泉を楽しみたい時は万座温泉、こんな感じで使い分けていた。

万座ハイウェイの有料道路を進み、道の行き止まりに宿はある。

この万座ハイウェイの有料道路、行きに¥1,050-(普通車)を払った。

もしかして、往復の料金で帰りはタダかな~っと淡い期待をしてみたが、そこまで世の中甘くはない!

帰りも同じ料金を徴収された・・・。

この建物の先に露天風呂の「極楽湯」があり、その先には硫黄が噴き出る山肌を散策できる場所がある。

一番最初に来たのは、確か25年ぐらい前だろうか。

メンテされているけど、外観は全然変わっていない。

「祝令和元年」は後付けなのね。

なんで付けようと思ったのだろうか・・・。

建物の玄関を入ると、左手に日帰りで入れる「長寿の湯」の入り口がある。

フロントは直進した場所にあるけど、お金を払わないで入れちゃうんじゃない??

「ちゃんとお金払ってね」の看板。

払っていない場合は、¥10,000-の罰金!

フロント周辺は綺麗になっていた!

フロントでお金を払うと、ビニール袋と「日進館」と書かれた手ぬぐいをくれた。

比較対象が世界とは!

前はこんな看板あったっけな?

お金を払ったので、まずは内湯の「長寿の湯」に向かう。

日帰りでは「長寿の湯」と「極楽湯」が入れ、宿泊すれば「万天の湯」にも入れる。

源泉かけ流しは、「姥湯」のみで、後は加水してある。

ロッカーが混んでいた・・・。

故障して使えない場所が多いので、空いているところを探しているのかな?

それとも操作が難しいのかな?

説明書きを読んでみると至って簡単なんだけど、空いている所に貴重品を入れて、鍵を回してみると回らない・・・。

ん?使い方が悪いのかな?っと説明書きを再度読んでみるが合っている。

近くにいる人が「これも壊れているよ!」っと。

なんだ、鍵が回らないのは壊れていたからなのね。

宿のHPより

「長寿の湯」には6種類の湯舟があるが一番ゆっくりできるのは、上の写真の左下の「苦湯」。

加水されているので温度が丁度良く、景色を見ながらお湯を楽しめる。

強酸性のお湯なので、舐めてみると酸っぱいし、目に入ると痛い・・・。

「温泉は色が付いていないと温泉に入った気がしない」という人にはかなり満足感が高い温泉だろう。

温泉場の木造建築も湯治場にいる事を実感させてくれる。

露天風呂は開放感たっぷり!

ただ、男湯は道路に面しており「極楽湯」に向かう人にばっちり見られるので、下半身の開放には注意が必要。

「長寿の湯」を満喫した後は、名物の「極楽湯」に向かう。

一度、建物を出て、建物を背にして進む。

上の写真の右側にあるベランダの様なところが男湯の露天風呂。

2分ぐらい歩くと現れる「極楽湯」。

この外観からは想像できない露天風呂があるのだ!

脱衣所からは不思議なトンネルを通り、トンネルを抜けるとそこには!

宿のHPより

標高1,800mの露天風呂。

もう最高!

お湯は加水してあるものの、硫黄の白濁としたお湯が楽しめるし、何と言っても開放感たっぷり!

天気の良い夜に入れば、満点の星空を見ながらの露天風呂。

「極楽湯」とはピッタリなネーミングだ!

そういえば、更衣室にこんな張り紙が。

動物も温泉に入りたいのだろう。

万座温泉、最高!

■お湯

「長寿の湯」の成分表

「極楽湯」の成分表

「長寿の湯」も「極楽湯」もPH2.6の強酸性のお湯。

源泉の温度が高く加水しないと入れないが、加水されて柔らかいお湯になっていて丁度良い。

■施設

日帰りで入浴できるのは、「長寿の湯」と「極楽湯」。

2008年に新館に出来た「万天の湯」は宿泊者のみ。

無料の休憩所はない。

■営業時間・料金

営業時間:10:00~17:00

料金:大人¥1,000-

GakiLifeの勝手な評価

名前日進館
施設宿泊温泉施設
分類是非また行きたい。
行った日2019/09/15
場所群馬県吾妻郡嬬恋村干俣万座温泉2401
泉質酸性・含硫黄-マグネシウム・ナトリウム
硫酸塩温泉
泉色白濁
PH2.6
良い点空を眺めながら白濁の湯で気分は最高!
おすすめ度(満点:★5つ)★★★★★

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