㊙鹿沢温泉 紅葉館(群馬県)
日本秘湯を守る会(㊙)の会員である鹿沢温泉の「紅葉館」に行ってきた。
母屋は2013年にリニューアルしたとの事。
恐らく、温泉のある方が母屋の本館で、道路を挟んで真向いが旧館だと思う。
「東部湯の丸IC」からの一本道を走っていると、何もない山間の道にポツンと「紅葉館」が現れる。
看板の脇を進むと小川が流れており、本館の入り口があった。
着いたのはちょうど10:00ぐらいだったので開いているだろうと思い、玄関の扉を開けようとするが、開かない・・・。
扉の向こうには「日本秘湯を守る会」の提灯があった。
入り口が違うのかと思い、一度、道路に出て歩いていると、旧館の2Fから「なにか御用ですか~?」とおばちゃんが声を掛けてきた。
「日帰り入浴できますか~?」と聞くと、「おと~さん、お客さんだよ~」と。
なんだかほのぼのとして良かった。
すぐに旧館からおじさんが出てきて、「そっちの鍵を開けるから、そっちから入って~」と。
初めに入ろうとしていた母屋の反対側から入ることになり、お金を払い、クネクネと建物の中を進む。
途中に鍵がかかるロッカーがあったので、貴重品を入れて先に進む。
ようやく到着した「雲井の湯」。
10:00に到着したからか、先客はおらず貸し切り状態だったので、湯舟の写真が撮れた。
早速、片足を湯舟に入れてみると、ものすごく熱く感じる。
もう4月の下旬だというのに、この日は10℃もなく体が冷え切っていたので、熱く感じたが、長く入っていると丁度よい温度。
恐らく42℃ぐらいだと思う。
一見すると白く濁っているのかな?と思うが、エメラルドグリーンにも見える。
硫黄成分が多いのかなと思ったが、金属というか鉄の匂いがする。
面白い泉質だ。
誰にも邪魔されず、ゆっくりと源泉掛け流しを楽しむことができた。
■お湯
こちらの源泉名は「雲井の湯(県有泉)」。
源泉温度は48.0℃、PH6.7、メタケイ酸は240.0mg/kg、成分合計は1,580mg/kg。
マグネシウムの含有量が一番多く、お湯は金属というか鉄の匂いがする。
次いでナトリウムが多いが、そこまでヌルヌル感はなかった。
源泉は48℃とちょっと高いが湯舟に注ぎ込まれるお湯はちょうどよい温度。
■施設
内湯が1ヵ所で洗い場はない。
打たせ湯というか、高いところからお湯が出ているのはシャワー代わりなのかなと思う。
■営業時間・料金
営業時間:10:00~16:00
料金:大人¥500-
GakiLifeの勝手な評価
名前 | 紅葉館 |
施設 | 宿泊温泉施設 |
分類 | 機会があれば行きたい。 |
行った日 | 2019/4/28 |
場所 | 群馬県吾妻郡嬬恋村田代681 |
泉質 | マグネシウム・ナトリウム-炭酸水素塩温泉 |
泉色 | 白く濁りのあるエメラルドグリーン |
PH | 6.7 |
良い点 | ゆっくりしっぽりのんびりできる。 |
おすすめ度(満点:★5つ) | ★★★☆☆ |