【温泉部:★★★★☆】新湯温泉 くりこま荘(宮城)

新湯温泉 くりこま荘(宮城)

栗駒山の南東の標高600mに位置しており、1720年に開湯され、「栗駒五湯」の中でも「幻の湯」とされてきた「新湯温泉」の「くりこま荘」に行ってきた。

ちなみに栗駒五湯は、栗駒山の麗から中腹にかけて一迫川沿いにある3ヵ所の温泉と三迫川の上流にある2ヵ所の温泉の↓。

  1. 温湯温泉 佐藤旅館
  2. 湯ノ倉温泉 湯栄館(廃業)
  3. 湯浜温泉 三浦旅館
  4. 新湯温泉 くりこま荘
  5. 駒の湯温泉 駒の湯(休業中)

【温泉部:★★★☆☆】温湯温泉 佐藤旅館(宮城)

2024.09.23

この「栗駒五湯」は、2008年の「岩手・宮城内陸地震」の影響で余儀なく休業を強いられ、2009年11月に復活したが、廃業してしまった宿もある。

木々に囲まれた山道を進むと、いきなり開けた場所が現れる。

↑写真の駐車場は広々としており、有事の際にはヘリコプターの発着場になるとの事。

着いたのは、金曜日の12:30頃。

知っている人は知っている様で、地元風の数人の先客が居た。

近くに民家は全くない、山間にポツンとある「くりこま荘」。

入り口には熊のはく製があるが、この辺り、熊が出るのだろう。

受付は↑写真の右側。

お昼時だった為、2人のおばちゃんが厨房で忙しそうにしていた。

↑写真で1Fの廊下の突当り右側にお風呂がある。

1720年の「駒の湯温泉」開湯より35年遅く開湯したので「新湯」の名が付いたとの事。

歴史の事はうといので良く分からないが、約300年も続く温泉とはすごいものだ。

内湯も外湯も、こじんまりとした湯船。

成分表を見ると、「カルシウムイオン」と「硫酸イオン」がまあまあの量。

実際のお湯は、この日は白濁しており、ほんの少しだけ鉱物というか酸っぱさがある。

温度は41℃ぐらいで、柔らかい白濁の湯と言う感じ。

外湯はロケーションが最高!

温度はちょっと低く、39℃~40℃といったところだが、まさに森の中の温泉と言った感じで、森林浴を楽しみながら、ゆっくりじっくりと入っていられる。

時折、森の中から「ガサッ」と聞こえ、「熊?」とオドオドしてしまうが・・・。

このお湯のお陰ですぐに忘れて、ゆっくりと森と空を眺めながら最高の気分に浸れる!

■お湯

  • 源泉名        : 新湯温泉3号泉
  • 源泉温度       : 30.9 ℃
  • PH         : 6.2
  • 成分合計       : 1,350.0 mg/kg
  • 分析日        : 2025年6月20日
  •   <含有成分及びその分量(抜粋)>
  • 陽イオン
  •  ナトリウムイオン  : 18.5 mg/kg
  •  総鉄イオン     : 0.0 mg/kg
  • 陰イオン
  •  塩化物イオン    : 7.1 mg/kg
  •  硫化水素イオン   : 0.5 mg/kg
  •  硫酸イオン     : 822.5 mg/kg
  •  炭酸水素イオン   : 19.8 mg/kg
  • 遊離成分
  •  メタケイ酸     : 48.0 mg/kg
  •  メタホウ酸     : 0.2 mg/kg
  • 溶存ガス
  •  遊離二酸化酸素イオン: 30.2 mg/kg

■施設

内湯が1ヵ所、外湯が1ヵ所。

■営業時間・料金

10:00~15:00

大人:¥600-

GakiLifeの勝手な評価

名前くりこま荘
施設宿泊温泉施設
分類近くに来たら必ず寄りたい!
行った日2025/9/12
場所宮城県栗原市栗駒沼倉耕英東95-2
泉質含硫黄-カルシウム-硫酸塩泉
泉色白濁
PH6.2
良い点外湯で森林浴と白濁の湯を楽しめる!
おすすめ度(満点:★5つ)★★★★☆

↓↓↓訪れた時の旅は「旅部」↓↓↓

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