棧温泉旅館(長野県)
昔は「薬水」と呼ばれていたらしい、「棧温泉旅館」に行ってきた。
「薬水」の由来は、江戸時代から火傷やかぶれに効果がある言われたかららしい。
それよりも中央アルプスの西側、木曽と言えばソースカツ丼だ。
しかし、今回はソースカツ丼はお預けで温泉だけを目的に行ってきた。
木曽には初めて来てたが、山間の渓谷が綺麗な場所で好きになりそうだ。
この温泉の目の前の木曽川にかかる橋は赤く、ジオラマになりそうな風景だ。
赤い橋を渡り、宿に進むと木曽川に降りていける道がある。
夏場は木曽川で遊ぶことが出来るかもしれない。
宿自体はちょっと疲れ果てた感じ。
昔の温泉宿そのまんまな状態で味わいがある。
なぜかスロットの台がある・・・。
受付でお金を払い温泉に向かう。
宿泊する建物の隣にお風呂の建物があるので、廊下をクネクネと歩き、離れの建物に向かう。
温泉の建物に入ると、誰もいない。
これはチャンスと思い湯舟の写真を撮ったが、その後も人が来ることはなかった。
湯舟は2つあり、手前が加温した恐らく41℃ぐらいの温度で、奥は源泉そのまんまなので冷たくて入れなかった。
夏場は気持ちよく入れるだろう。
注がれるお湯を手に取ると、無色透明で鉄の匂いがする。
空気に触れて酸化が進むので、湯舟のお湯は茶褐色になるのだろう。
カルシウムイオンの成分がほぼ半分で次いでナトリウムイオンとの事。
ヌルヌル感があるかと思ったが、そうでもなかった。
貸し切り状態だったので、ゆっくりと浸かることができた。
お風呂から上がった後は、汗が全然引かなかった。
宿から出ると、赤い橋が目の前にあり、なんだか昭和の時代にタイムスリップした感じがした。
■お湯
こちらの源泉名は「棧温泉」。
源泉温度は14.1℃、PH5.5、メタケイ酸は86.5mg/kg、成分合計は2,239mg/kg。
内湯は源泉そのままと加温の2つの湯舟がある。
源泉の方は14℃と低い為、夏場だったら入れるかもしれない。
加温されている方は41℃ぐらいだろうか、丁度良い温度。
■施設
離れの建物に温泉があり、クネクネと歩いていく。
燃料費高騰の為、外湯は閉鎖されていた。
■営業時間・料金
営業時間:9:00~21:00
料金:大人¥600-
GakiLifeの勝手な評価
名前 | 棧温泉旅館 |
施設 | 宿泊温泉施設 |
分類 | 機会があれば行きたい。 |
行った日 | 2019/05/31 |
場所 | 長野県木曽郡上松町上松1350−3 |
泉質 | 単純二酸化炭素泉 |
泉色 | 茶褐色 |
PH | 5.5 |
良い点 | ジオラマみたいな景色が楽しめる |
おすすめ度(満点:★5つ) | ★★★☆☆ |