㊙幕川温泉 吉倉屋旅館(福島)
標高1,290mにある「日本秘湯を守る会」の会員の幕川温泉の「吉倉屋旅館」に行ってきた。
土湯峠に点在する秘湯のひとつで、幕川温泉に2軒ある宿のうちの1軒。
こちらは豪雪地帯にあり毎年、11月上旬~4月下旬の冬季は休業する。
源泉は2つあり、お隣の「㊙水戸屋旅館」と分け合っているとの事。
「日本秘湯を守る会」の宿が2軒連なっているのは珍しい。
磐梯吾妻スカイラインからは、車が1台通れるぐらいの細い道を10分ぐらい進んで到着。
「水戸屋旅館」とはお隣同士で、仲良く源泉を分け合っているとの事。
建物に入り、正面にカウンターがあるので受付を済ませる。
この時に女将さんらしき人から、「外湯はちょっとぬるいですよ」と。
湯舟はカウンターに向かって左に進むと内湯があり、右に進むと外湯がある。
まずは内湯に入る為に廊下を進む。
「日本秘湯を守る会」の提灯がこんなところに。
玄関先に出さないでここに置いてしまうのも、なんとも謙虚で良いですな。
内湯の脱衣所には畳が敷いてある。
これ、なかなか良いですよ。
脱衣所から内湯はガラス越しに見える。
こちらのお湯は「単純泉」で無色透明。
味わってみると、ん?美味しい!
まるでミネラルウォーターの様なので、ちょびちょび飲んでしまう。
温度はちょっと高く43℃に近いぐらいで、湯の花の量がすごい!
湯舟に入ると床に溜まっている湯の花が一気に舞い、そのうちアソコの毛やおへそに溜まりまくる!
体を動かし湯の花を散らして、ゆっくりと開いている窓の外をボーっと眺めている間に、また湯の花が空中に沈殿する。
ほんとに湯の花の量がすごいや!
続いて、受付の前を通り、外湯へ。
外湯は脱衣所から少し階段で下った所にあり、眺望がすばらしい!
外湯のお湯は「単純硫黄泉」で白濁している。
受付の際に女将さんから「外湯はちょっとぬるいですよ」と言われていた通り、ちょっとぬるい38℃と言ったところ。
注ぎ口のお湯をすくってみると、硫黄の匂いがして、味は無い。
ちょっとぬるいので景色を見ながら長湯が出来てしまう!
気が付いたら30分ぐらい景色を眺めながら長湯をしてしまった。
そして、気が付くと、アソコの毛やおへそには大量の湯の花が・・・。
ここの湯の花の量は半端ないわ!
温泉上りは掛け湯をしないので、そのまま体を拭くとタオルに湯の花がびっしり。
だからと言って掛け湯はしない!
景色を楽しみたい時は、ぬるいお湯が良いですよ、女将さん。
■お湯
↑内湯の成分表。
こちらの源泉名は「幕川1号泉」。
源泉温度は54.2℃、PH6.6、メタケイ酸は154.0mg/kg、成分合計は358mg/kg。
↑外湯の成分表。
こちらの源泉名は「幕川5号泉」。
源泉温度は53.2℃、PH6.5、メタケイ酸は83.7mg/kg、成分合計は276mg/kg。
■施設
内湯が1ヶ所、外湯が1ヶ所。
■営業時間・料金
10:00~15:30(受付:~15:00)
大人:¥700-
GakiLifeの勝手な評価
名前 | 吉倉屋旅館 |
施設 | 宿泊温泉施設 |
分類 | 機会があればまた行きたい。 |
行った日 | 2023/11/3 |
場所 | 福島県福島市土湯温泉町鷲倉山1-10 |
泉質 | 内湯:単純泉 外湯:単純硫黄温泉 |
泉色 | 内湯:透明 外湯:白濁 |
PH | 内湯:6.6 外湯:6.5 |
良い点 | 森の中で湯の花を十分に楽しめる。 |
おすすめ度(満点:★5つ) | ★★★★☆ |
↓↓↓訪れた時の旅は「旅部」↓↓↓