【温泉部:★★☆☆☆】㊙高湯温泉 微温湯温泉 二階堂(福島)

㊙高湯温泉 微温湯温泉 二階堂(福島)

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☆4.1(口コミ:38件)

福島市の西に位置する吾妻小富士の東麓標高920mにある、高湯温泉の微温湯温泉(ぬるゆおんせん)旅館の「二階堂」に行ってきた。

源湯の温度が約32度で一般的な源泉に比べて、かなりぬるいことからこの名がついた。

ここは、日本秘湯を守る会の宿で、豪雪地で冬季閉鎖されるため、毎年、4月下旬~11月下旬までの営業。

微温湯温泉は眼病の名湯とされ、とくに結膜炎や白内障に良いらしい。

江戸期や明治には金持ちの眼湯治でにぎわったらしく、今も全国津々浦々から来る眼の悪い人が多いとの事。

ちなみに「日本三大眼の温泉」とは↓。

  • 貝掛温泉(新潟県)
  • 姥子温泉(神奈川県)
  • 微温湯温泉(福島県)

近くには有名な「高湯温泉 旅館玉子湯」があるが道が違い、こちらは山道の行き止まりにある一軒宿。

県道126号線の行き止まりに、周りは山に囲まれた一軒宿。

振り返って見た、来た道。

う回路から福島県道126号線に入ってからは、ほぼ、このぐらいの道幅の道だった。

山に囲まれた場所なので、ほんとに静か。

ひと昔にタイムスリップしたかのようだ。

車を止めて建物に沿って進むと入り口があった。

なんとも昔ながらの雰囲気。

受付を済ませて、横長の土間で靴を脱ぎ、廊下を進む。

日本秘湯を守る会の提灯がこんなところに。

玄関からの廊下を直進すると宿泊棟、左に曲がってお風呂に向かう。

奥には茅葺き屋根の古い建物が見える、これが明治5年に建てられたものだろうか。

天井は低く、幅も狭い廊下を進む。

浴室は、脱衣所よりも低い位置にある為、階段で数段降る。

浴槽は2ヶ所で、源泉が流れ込むのは手前の浴槽のみ。

なぜ、奥の浴槽にはふすまで蓋をしているのかと思ったら、奥の浴槽は上がり湯用の沸かし湯と書いてあった。

早速、源泉が流れ込む手前の浴槽に入ってみる。

お~~、確かにぬるい!

源泉の温度は31.8℃と結構低いから当たり前か。

湯の葉が舞っていないが、PH2.9なのでお湯の味は酸っぱい。

山の中の静かなぬるい温泉なので、時間を忘れて長湯が出来てしまう。

しかし、長く入っていると、少し寒くなってきてしまった。

体温よりも低いお湯に浸かっているのだから、寒くなるのは当たり前か。

あっ、だから沸かし湯があるのか!

沸かし湯の温度が下がらないように、ふすまで蓋ね。

20分ほど入っていたが、寒くなってしまったので、沸かし湯で体を温めてから出ないとですね。

■お湯

こちらの源泉名は「ぬる湯」。

源泉温度は31.8℃、PH2.9、メタケイ酸は156.1mg/kg、温泉成分は1,379mg/kg。

■施設

内湯が2ヶ所。

■営業時間・料金

9:00~17:00(受付:~16:00)

大人:¥500-

GakiLifeの勝手な評価

名前二階堂
施設宿泊温泉施設
分類機会があればまた行きたい。
行った日2024/9/26
場所福島県福島市桜本温湯11
泉質酸性-含鉄(Ⅱ、Ⅲ)-アルミニウム-硫酸塩泉
泉色透明
PH2.9
良い点山奥の一軒宿でぬる湯を楽しめる。
おすすめ度(満点:★5つ)★★☆☆☆

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