七時雨憩の湯(岩手)
一日に七回天候が変わるので「七時雨山(ななしぐれやま)」と言われている、「七時雨山」の麓に広がる放牧地の近くにある「七時雨憩の湯」に行ってきた。
こちらは源泉温度が14.2℃と低いので、分類としては「冷鉱泉」。
「冷鉱泉」を蒸気を使って加温しているとの事。
県道227号線を走っていると、突然、ポツンと現れる「七時雨憩の湯」。
老人福祉の市営施設の一部に日帰り温泉がある。
広々とした休憩所。
休憩所というよりは、地域の集会所といった感じ。
こちらでも休憩は出来るが、待合室といった感じ。
網戸で外の高原の風が入ってくるのが気持ち良かった!
受付を済ませて、休憩所とは反対側に進む。
脱衣所には、1~2人が入れるサウナがあったのにはびっくり。
この手のサウナは高いんだろうな~。
お風呂は内湯の2ヵ所のみで、↑写真の左側は普通の沸かし湯で、左側が温泉。
明らかに左側の湯舟の淵に温泉成分が堆積している。
「冷鉱泉」がチョロチョロと湯舟に注がれており、脇にある配管のコックを開くと高温の蒸気が吹き出し、温泉の温度が上がっていく。
この加温方法は初めて見た。
温度調節は入浴者が行うようで、注意書きの貼り紙には「温度を上げ過ぎない様に!」と、熱いお湯が好きな人がいるのだろう。
成分表を見ると、「炭酸水素イオン」や「遊離二酸化炭素」、「成分合計」はなかなかの値で、「メタホウ酸」は今まで入った中で2番目に高い数値。
肝心のお湯の色は、少しだけ茶褐色で、味は硫黄感があるかなり甘みのある特徴的なお湯。
お湯に浸かってみると、「遊離二酸化炭素」のシュワシュワ間はあまり感じられないが、なかなな良いお湯で、じっくりと浸かっていたくなる。
入った時の温度は、40℃ぐらいの丁度良い温度で、しかも、誰も居なかったので、入浴・トド寝・入浴・トド寝を繰り返してしまうぐらい、なかなか良いお湯だった!
■お湯
- 源泉名 : 七時雨冷泉(七時雨の湯)
- 源泉温度 : 14.2 ℃
- PH : 6.2
- 炭酸水素イオン : 1,735.0 mg/kg
- メタケイ酸 : 87.2 mg/kg
- メタホウ酸 : 2,340.0 mg/kg
- 遊離二酸化炭素 : 957.0 mg/kg
- 成分合計 : 11,640.0 mg/kg
- 分析日 : 2016年6月15日
■施設
内湯が2ヵ所。
■営業時間・料金
10:00~20:00(受付:~19:00)
大人:¥600-
GakiLifeの勝手な評価
名前 | 七時雨憩の湯 |
施設 | 日帰り温泉施設 |
分類 | 近くに来たら必ず寄りたい! |
行った日 | 2025/9/9 |
場所 | 岩手県八幡平市西根寺田第25地割191-1 |
泉質 | 含硫黄-ナトリウム-塩化物-炭酸水素塩 |
泉色 | 無色 |
PH | 6.2 |
良い点 | 高濃度のメタホウ酸のお湯を楽しめる! |
おすすめ度(満点:★5つ) | ★★★★★ |
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