㊙国見温泉 石塚旅館(岩手)
日本秘湯を守る会の会員で、冬季は閉鎖している「国見温泉 石塚旅館」に行ってきた。
こちらの営業は5月中旬~11月初旬と冬季は閉鎖されている。
「月岡温泉 美人の泉」と同じように、ここのお湯は珍しく、エメラルドグリーンのお湯。
標高850mの山頂付近にある、昔ながらの湯治場というか山小屋風な建物。
この先には同じ源泉の「森山荘」があり、道は行き止まり。
日帰り入浴は10:00~なのだが、早めに着いてしまったので辺りを散策。
少し下には登山道の入り口があり、駐車場や公衆便所がある。
ここは「日本秘湯を守る会」の会員なので「日本秘湯を守る会」の提灯があるはずなのだが、表の玄関先にはない・・・。
受付を済ませて、まずは西館にある内湯の「薬師の湯」に向かう。
左側の階段の所に「日本秘湯を守る会」の提灯が、置物の様に置いてあった。
表の玄関に置いておかないのかな?
鉄分の多い他の温泉に入った後のタオルにここの温泉が触れると、真っ黒くなるとの事。
脱衣所は何とも山小屋風の造り。
「薬師の湯」に入ってみると、お~~~~、エメラルドグリーンだ!
なんとも不思議な色。
バスクリンでも入っているんじゃない?と疑いたくなるような色だ。
早速、入ってみて味を確かめてみると、猛烈に苦い!
中性に近いので「飲めます」と、どこかに貼り紙があり、コップも置いてあった。
注ぎ口のお湯に匂いを嗅いでみると、強い硫黄臭のあとに石油の様な灯油のような油の匂いがする。
注ぎ口付近の湯船の床には、真っ白な湯の花が大量に沈殿しており、足がかき混ぜると湯舟が真っ白くなる。
温度は42℃ぐらいで温まるには丁度良い温度。
ん~なんとも不思議じゃ。
続いて、もう1ヵ所ある内湯の「小浴場」と「露天風呂」に向かう。
「露天風呂」に直接行くこともできるが、「小浴場」から「露天風呂」に抜けることもできる。
↑こちらの右側から外に出れば「露天風呂」に直接行け、真っすぐ進むと「小浴場」に行ける。
「小浴場」の湯舟は「薬師の湯」よりも小さめで、3人ぐらいが入ればいっぱいになる。
奥にある扉の先に「露天風呂」がある。
「小浴場」の出たところにはサンダルがある。
「露天風呂」のエメラルドグリーンじゃ!
なんかプールみたいに長方形の形をした湯舟。
「露天風呂」の床には、泥湯の様に大量の湯の華が沈殿している。
沈殿物は少し緑色をしているが、白に近い色。
科学的な反応でエメラルドグリーンになるのだろうけど、本当に不思議だ!
■お湯
こちらの源泉名は「国見温泉(薬師の湯)」。
源泉温度は49.0℃、PH7.0、メタケイ酸は63.6mg/kg、成分合計は4,433mg/kg。
■施設
内湯が2ヵ所、外湯が1ヵ所。
■営業時間・料金
10:00~16:00(受付:~15:00)
大人:¥700-
GakiLifeの勝手な評価
名前 | 石塚旅館 |
施設 | 宿泊温泉施設 |
分類 | 是非また行きたい! |
行った日 | 2023/10/9 |
場所 | 岩手県岩手郡雫石町橋場国見温泉 |
泉質 | 含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩泉 |
泉色 | エメラルドグリーン |
PH | 7.0 |
良い点 | 摩訶不思議なエメラルドグリーンのお湯を楽しめる。 |
おすすめ度(満点:★5つ) | ★★★★☆ |
↓↓↓訪れた時の旅は「旅部」↓↓↓