㊙乳頭温泉郷 鶴の湯温泉(秋田)
日本秘湯を守る会の乳頭温泉と言えばここ、乳頭温泉郷で最も古い「鶴の湯温泉」に行ってきた。
こちらの宿は旅行会社のサイトやインターネットでの予約は受け付けておらず、宿泊予約は電話のみ。
7月の頭に予約をしようと電話をしたところ、今年の予約はすべて埋まっているとの事、恐るべし人気だ。
日本人のみならず、訪日外国人にも有名となっているようで、混みあっている。
お湯は宿の半径50m以内に4つの異なる源泉があり、「鶴の湯(白湯)」、「黒湯」、「中の湯」、「滝の湯(打たせ湯)」と名前が付いている。
「日本昔ばなし」に出てきそうなこの風景、今後もこのままの状態で居てほしいな。
両側にある建物は宿泊棟。
掃除中の部屋を覗いてみたけど、こりゃ、一度は泊まってみたいな。
しかも、雪が積もった時は、すっごい静かなんだろうな。
正面の右側の建物が温泉の施設で真ん中に露天風呂があり手前に小川が流れている。
↑左側の事務所で受付を済ませてから奥に進む。
露天風呂の脱衣所の横に「中の湯」があるが、皆さん服を脱いで「中の湯」のお湯を体に浴びてから露天風呂に向かっている。
まるで「中の湯」が入浴前の浴び湯の様に使われている・・・。
ここの露天風呂は混浴で、女性はお湯の中を移動できるようになっている。
考えられたものだ。
露天風呂の源泉は「白湯」で、広くて源泉が足元から湧きだす「足元湧出」。
露天風呂の奥の方に行くと、足元からブクブクと湧き出ておりその近くは温度が高いので、誤ってブクブクの所を足で踏んでしまうと、アッツいのだ!
露天風呂の床は砂利なので、座るとちょっとお尻がゴツゴツとする。
露天風呂はちょっと甘みのある味で、お湯は中性に近いので顔をこすっても目は痛くはない。
優しい白濁した硫黄泉ですな。
続いて、「白湯」と「黒湯」に入る為に、一度、洋服を着て移動するが、「白湯」の男性用が見当たらない・・・、なんでだろ?
仕方ないので「黒湯」の男性用に入ってみるも、人がたんまり居て、脱衣所もお風呂も入れそうにない・・・。
こりゃ、朝一に来るか、泊まるるか、人が少ない時に入るしかなさそうだ。
■お湯
↑「鶴の湯」の成分表。
こちらの源泉名は「鶴の湯」。
源泉温度は37.6℃、PH7.3、メタケイ酸は67.6mg/kg、成分合計は3,538mg/kg。
↑「中の湯」の成分表。
こちらの源泉名は「中の湯」。
源泉温度は45.1℃、PH6.7、メタケイ酸は53.3mg/kg、成分合計は3,286mg/kg。
↑「黒湯」の成分表。
こちらの源泉名は「黒湯」。
源泉温度は58.7℃、PH6.8、メタケイ酸は76.6mg/kg、成分合計は3,538mg/kg。
■施設
内湯が3ヵ所、外湯が1ヵ所、打たせ湯が1ヵ所。
■営業時間・料金
10:00~15:00
大人:¥700-
GakiLifeの勝手な評価
名前 | 鶴の湯温泉 |
施設 | 宿泊温泉施設 |
分類 | 混んでいない時にまた行きたい! |
行った日 | 2023/10/9 |
場所 | 秋田県仙北市田沢湖田沢字先達沢国有林50 |
泉質 | 鶴の湯:含硫黄ナトリウム・カルシウム塩化物・炭酸水素泉 中の湯:含重曹・食塩硫化水素泉 黒湯:ナトリウム塩化物・炭酸水素泉 |
泉色 | 白濁 |
PH | 鶴の湯:7.3 中の湯:6.7 黒湯:6.8 |
良い点 | 最高のロケーションで白濁の硫黄泉を楽しめる! |
おすすめ度(満点:★5つ) | ★★★★☆ |
↓↓↓訪れた時の旅は「旅部」↓↓↓