㊙姥湯温泉 桝形屋(山形)
標高1,300mにある「日本秘湯を守る会」の会員の姥湯温泉の「桝形屋」に行ってきた。
こちらは豪雪地帯にあり毎年、11月上旬~4月下旬の冬季は休業する。
吾妻山の北側なので冬はすごい雪に覆われてしまうのだろう。
また、電気は通っていないので自家発電との事。
この宿までの道のりは険しく、国道13号線から県道232号線に入ってからは車が1台通れる道幅になる為、大型連休やハイシーズンの際には注意が必要だ。
↓↓↓この宿までの道は↓↓↓
ようやく駐車場に到着。
駐車場からの光景は、まさに「秘湯」といった感じ。
駐車場から宿までは約200mの道のりを歩く。
つり橋の手前には荷物用のロープウェイがあり、宿泊する際にはロープウェイで荷物を宿まで運んでくれるらしい。
つり橋からの道のりは急な登坂だが、景色が最高なので疲れは吹っ飛んでしまう。
日帰り入浴は宿に入ることなく受付を済ませて、宿に沿ってさらに登る。
建物に沿って、さらに上に上った脱衣所の小屋を目指す。
建物に沿って歩いている時に振り返った光景もすごい。
車を止めた駐車場が結構下に見える・・・、もう、こんなにも登って来たのか。
高低差がすごいな。
内湯は宿泊者専用なので、日帰り入浴で入れるのは露天風呂の「山姥の湯」と「薬師の湯」。
まずは「山姥の湯」に入る。
こちらは混浴なので男性の脱衣所の奥に女性用の脱衣所がある。
宿泊者でも外湯の2ヵ所は、22:00までとの事。
自家発電だから夜中に電気をつけている訳にはいかないのだろう。
この光景、最高だわ!
山頂付近で岩肌がゴツゴツとしており、なんとも「秘湯」という感じ。
肝心のお湯は、少しだけ酸っぱく、白濁しており、湯の花もすごい量。
注ぎ口付近の温度は43℃近いが、少し離れれば41℃~42℃と丁度良い温度。
強酸性のお湯の割には、顔をこすっても目は痛くならない、不思議だ。
続いいて「薬師の湯」に入ってみる。
こちらにも脱衣所があるが、洋服は着ずに移動。
HPでは露天風呂は、混浴が1ヵ所、女性専用が1ヵ所となっていたが、普通に男性も入っている。
こちらは「山姥の湯」よりも温度は低く、40℃ぐらいか。
もしかして、「薬師の湯」は女性専用だったのかな?
辺りには女性は一人も居なく、男性が入っているので、入ってしまったが・・・。
こちらも絶景を見ながら、強酸性の白濁した硫黄泉をゆっくりと楽しむことが出来る!
この秘境感、秘湯感、強酸性の白濁の硫黄泉、すべてが最高だ!
冬季は閉鎖してしまうので、時期を見て、泊りで来たいものだ。
■お湯
こちらの源泉名は「姥湯源泉」。
源泉温度は50.2℃、PH2.6、メタケイ酸は84.3mg/kg、成分合計は944mg/kg。
■施設
内湯が1ヶ所、外湯が2ヶ所。
■営業時間・料金
9:30~15:30
大人:¥700-
GakiLifeの勝手な評価
名前 | 桝形屋 |
施設 | 宿泊温泉施設 |
分類 | 是非、また来たい! |
行った日 | 2023/11/3 |
場所 | 山形県米沢市大沢姥湯1 |
泉質 | 酸性・含硫黄・鉄(Ⅱ)- 単純温泉 |
泉色 | 白濁 |
PH | 2.6 |
良い点 | 絶景の中で強酸性の硫黄泉を楽しめる! |
おすすめ度(満点:★5つ) | ★★★★★ |
↓↓↓訪れた時の旅は「旅部」↓↓↓