宮田温泉(岩手)
一戸にある「キツネの湯」で知られている「宮田温泉」に行ってきた。
泉質は「美人の湯」と言われる重曹(炭酸水素ナトリウム)を多量に含み、お湯はツルツルとした肌触りとの事。
のどかな田園風景が広がる民家があるところにポツンとある。
建物はかなり古く、昔から愛されている温泉の様だ。
「キツネの湯」の由来が書かれた看板がある。
入り口には年期の入った「宮田温泉保養所」の看板が。
昔から、温泉というよりは、保養所として地元から愛されていた様だ。
営業は、10:00~20:00と思っていたがそれは土日だけで、平日は12:00~に変更となっていた。
入り口で受付をすると、中にいるおじちゃんが愛想よく対応してくれる。
なんだか、学校の先生の様な印象を受けた優しいおじちゃんだった。
右側には学校にありそうな「行事予定表」の黒板、やっぱり、昔は学校の先生だったのだろうか。
↑この写真の成分表とは別に温泉の成分表があり、詳しく見てみると、炭酸水素イオンの量が多い。
それだけではなく、メタホウ酸の量もそこそこあり、また、成分合計も結構あり、温泉の成分としてはなかなかの質。
この感じの休憩所、好きだな~。
入口付近には、地元の子供たちが受付のおじちゃん宛に書いた感謝の絵が飾られていた。
浴室もかなり年季の入った感じ。
入り口付近には、「でんきぶろ、はじめました」の掲示が。
遊離二酸化炭素の量もそこそこあるので、電気風呂で更に血行を促進しようとしているのか。
浴室は至ってシンプルで、浴槽は1ヶ所。
浴室の床には、温泉成分がぎっしりと堆積しており、成分が濃い事が分かる。
肝心のお湯は、少し濁りがあり、少し甘みのあるお湯で、温度は38℃ぐらい。
トロンとした肌触りで、手触りが気持ちよい。
温度が少し低めなので、じっくりと入り、温泉成分を時間を掛けて体に吸収できそうだ。
■お湯
- 源泉名 : 宮田温泉(一号泉)
- 源泉温度 : 37.8 ℃
- PH : 7.1
- 炭酸水素イオン : 1,918.0 mg/kg
- メタケイ酸 : 35.6 mg/kg
- メタホウ酸 : 187.6 mg/kg
- 遊離二酸化炭素 : 264.3 mg/kg
- 成分合計 : 4,348.0 mg/kg
- 分析日 : 2021年5月24日
↓こちらは、2009年12月21日の成分表。
- 源泉名 : 宮田温泉(一号泉)
- 源泉温度 : 38.3 ℃
- PH : 7.1
- 炭酸水素イオン : 1,925.0 mg/kg
- メタケイ酸 : 35.3 mg/kg
- メタホウ酸 : 198.2 mg/kg
- 遊離二酸化炭素 : 285.9 mg/kg
- 成分合計 : 4,355.0 mg/kg
- 分析日 : 2009年12月21日
■施設
内湯が1ヵ所。
■営業時間・料金
平日:12:00~20:00、土日:10:00~20:00
大人:¥500-
GakiLifeの勝手な評価
名前 | 宮田温泉 |
施設 | 日帰り温泉施設 |
分類 | 機会があればまた来たい。 |
行った日 | 2025/9/9 |
場所 | 岩手県二戸郡一戸町月舘字宮田5-7 |
泉質 | ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉 |
泉色 | 少し濁り |
PH | 7.1 |
良い点 | 色々な温泉効果をじっくりと味わえる! |
おすすめ度(満点:★5つ) | ★★★☆☆ |
↓↓↓訪れた時の旅は「旅部」↓↓↓