ぬいどう食堂(青森)
下北半島の東側にある、ウニ丼で有名な「ぬいどう食堂」に行ってきた。
「仏ヶ浦」方向から来ると、坂を下ったらすぐにお店があるので見つけやすい。
営業は10:30からで、着いたのは10:20。
ちょっと早く着いてしまったので、漁港などを散策して戻ってみると、おばちゃんがお店を開けていた。
早速、中に入る。
お~、なんか田舎の食堂って感じがして、落ち着く!
小上りの席に座るまでの間、ずっと、おばちゃんと世間話。
これが旅の醍醐味!地元の人と話をすると楽しい!
このお店は、おばちゃんが一人で切り盛りしているとの事。
そして、ここの漁港は、ウニ漁とタラ漁がメインとの事だが、ウニ漁が無ければ成り立たないとの事。
若い人はいるけど男だけで、女は都会に出ていってしまう。
どこも一緒なのね。
日常的な買い物はどこのスーパーに行くのかな?と思って聞いてみると、大間かムツの方まで行くとの事。
結構、時間かかるよね。小1時間と言ったところか。
週に何回か行くとしても、結構、大変だろうな。
注文するまで色々と話をしていたが、「ウニ丼」を食べに来たのだ!
ウニの旬は5・6月頃と聞いていたが、実際はどうなんだろうか?
聞いてみると、ここでは9月頃まで採れるけど、そろそろ終わりの時期との事。
では、「ウニ丼」をお願いします!
小鉢が2つ付いた「ウニ丼」が来た!
大間産のモズクとタラの煮つけ。
これもうまかったが、肝心の「ウニ丼」が凄い!
ウニはたっぷりとご飯の上に乗っており、この量に圧倒されてしまった。
おばちゃん曰く、1つのウニから5個しか取れなく、一つ一つ手でウニの殻を割るので、この量だと結構手間がかかっているとの事。
ウニは「ミョウバン」に漬けていると聞くが、おばちゃんは「ミョウバン?知らないけど、使ったことないよ。」と。
「ミョウバン」自体がなんなのか知らないとの事。
こりゃ、うまいはずだ。
試しにウニだけを食べてみると、磯の香りが口いっぱいに広がり、ウニの濃厚な味わいが後から洪水の様に押し寄せる。
なんかご飯の量とウニの量が、東京ではありえない比率だ。
おばちゃんからは、「醤油はかけないで食べてね」と言われていたが、少しだけ醤油をかけてみると、あ~~~ウニがどこかに行ってしまって、すべて醤油の味になってしまった。
ウニ+ご飯を食べ続け、大満足!
プラス、おばちゃんの人の良さが相まって、このお店は最高だ。
次はウニの旬の5・6月頃に来てみたい。
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