酸ヶ湯温泉旅館(青森)
青森と言えば「酸ヶ湯」、豪雪地帯で冬の積雪量がニュースになる「酸ヶ湯」、ヒバ千人風呂と言えば「酸ヶ湯」の「酸ヶ湯温泉旅館」に行ってきた。
ブログを始める前に何度か来たことがあるが、すべて日帰り入浴での利用。
いつかはここで湯治をしてみたいと思っているが、今回も日帰り入浴の利用・・・。
昔は自炊する湯治プランがあったのだが、今ではすべて1泊2食付きのプランのみになっているのが残念。
ここが日本秘湯を守る会の会員になっていないのが不思議だ。
宿泊客なのか登山客なのか分からないが、結構な混みようだった。
ここは貸バスタオルとハンドタオル混みの値段。
なんか変わった。
近代的な雰囲気になっている。
こんな待合室はなかったな。
経営方針が変わったのか、お客さんが多いので改装をしたのか。
宿泊料金も、昔は湯治料金があり、自炊で1泊¥2,000-とか¥3,000-で泊まれたと思ったが、今では湯治棟で2食付きのプランしかない。
「玉の湯」に入ってみたけど、すごい綺麗になっていた。
この日の「ヒバ千人風呂」は、8:00~9:00は女性専用で、9:00以降は混浴との事で、9:00になるまで外で待機。
こちらは昔のままで安心した。
ちなみに「ヒバ千人風呂」の紹介は↓。
「総ヒバ造りの大浴場で160畳もの浴室に「熱の湯」・「冷の湯」・「四分六分の湯」・「湯滝」など4つの異なる源泉がある。三百年以上に渡りたくさんの人々を癒してきた霊泉と柱一本ないヒバ造りの圧倒的な異空間が時代を跳び越え自然との一体感を演出します。」
やっぱり強酸性のお湯は良い!
味はかなり酸っぱく、気を抜いて顔をこすると目がしみる・・・。
特に「湯滝」(打たせ湯)で頭のてっぺんからお湯に打たれると、もう目がヒリヒリしてやばい・・・。
しかし、この建物がすごい!
これだけの大空間を無柱で実現し、かつ、豪雪地帯なので雪の重さにも耐えている。
「酸ヶ湯」の始まりは1684年との事で、この建物がいつ建てられたかは分からないが、この時代からこの建築技術があったのには驚かされる。
ここは、お湯も建物も有名になる理由が良く分かる。
っが、昔の様に「湯治場」の雰囲気を残してほしいな。
■お湯
↑「四分六分の湯」の成分表。
こちらの源泉名は「酸ヶ湯温泉(四分六分の湯)」。
源泉温度は67.1℃、PH1.53、メタケイ酸は311.9mg/kg、成分合計は6,483mg/kg。
↑「熱湯」の成分表。
こちらの源泉名は「酸ヶ湯温泉(熱湯)」。
源泉温度は48.8℃、PH1.71、メタケイ酸は264.1mg/kg、成分合計は4,051mg/kg。
↑「冷えの湯」の成分表。
こちらの源泉名は「酸ヶ湯温泉(冷の湯(大)(小)、鹿の湯、春日源泉混合泉」。
源泉温度は44.9℃、PH1.74、メタケイ酸は208.1mg/kg、成分合計は3,684mg/kg。
↑「玉の湯」の成分表
こちらの源泉名は「酸ヶ湯温泉(鹿の湯、冷の湯(大)(小)混合泉」。
源泉温度は57.6℃、PH1.5、メタケイ酸は370.0mg/kg、成分合計は5,116mg/kg。
■施設
内湯が5ヶ所。
■営業時間・料金
大浴場「ヒバ千人風呂」:7:00~18:00(受付:~17:30)
小浴場「玉の湯」:9:00~17:00(受付:~16:30)
大人:¥1,000-
GakiLifeの勝手な評価
名前 | 酸ヶ湯温泉旅館 |
施設 | 宿泊温泉施設 |
分類 | 是非また行きたい。 |
行った日 | 2023/9/5 |
場所 | 青森県青森市荒川南荒川山国有林酸湯沢50番地 |
泉質 | 酸性・含硫黄・鉄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉 |
泉色 | 白濁 |
PH | 四分六分の湯:1.53 熱湯:1.71 玉の湯:1.5 |
良い点 | 歴史ある「ヒバ千人風呂」を楽しめる! |
おすすめ度(満点:★5つ) | ★★★★☆ |
↓↓↓訪れた時の旅は「旅部」↓↓↓