鴨肉珍(高雄)
台湾南部の都市、高雄にあるアヒル肉のお店「鴨肉珍」に行ってきた。
お店の名前からして鴨肉なのかなと想像するが、地元の人に聞くとアヒルの肉との事。
ホテルのボーイさんに携帯を見せ、日本語で「ここに行きたいんだけど」と言うと、「あ~ここ有名ね」とタクシーの運転手さんに店名を伝えただけで、着いてしまった。
結構、地元でも有名なお店なんだろうなと思っていると、お店には行列が出来ていた。
お店に着いたのは夕方5:00頃。
前に並んでいる人を見ながら注文の仕方を学ぶ。
どうやら注文して、席に座って、料理が運ばれて来るらしい。
目の前ではおじさんが手際よく料理をしている。
その奥で女性が豪快に茹でたアヒルの肉をザックザク。
この光景を見ているだけでお腹が空いてくる。
看板商品は一番端に書かれているのだろうと思い、
- 鴨肉飯 NT$65(約¥240-)
- 鴨肉冬粉 NT$50(約¥180-)
- 綜合下水 (いくらか忘れた・・・。)
を注文したいが、どうやって注文するべきか・・・。
携帯のメモ帳に注文内容を入力し、それを見せた!
おじさんから帰ってきた言葉は、「座っていてください。」だった。
なんだか笑ってしまった。
空いている席を見付けて座っているのだが、誰が何を注文してどこに座っているのか、誰が把握しているのだろう?
と不思議に思っていると、おばちゃんが注文した物を持ってきてくれた。
写真の一番上は、「綜合下水」、右側は「鴨肉冬粉」、下は「鴨肉飯」。
綜合下水は、アヒルの内臓のスープ。
いろいろなホルモンが入っていて、歯ごたえがあり、スープがうまい!
しかし、なんで下水っていう漢字なんだろう?
鴨肉冬粉は、同じスープの中にホルモンと軟骨周辺の肉と春雨が入って、これまたうまい!
鴨肉飯は、そのまんま。タレが少しだけ甘目でご飯とよく合ってて軽く3杯は行けそう!
どれも小骨が多く、一気に食べる事が出来ないので、小骨をモゴモゴして取り出しながら食べる。
日本なら食べやすいように手間をかけて食材の下ごしらえをするだろうが、台湾はそんな事はしない!
これだけ安くてうまいのだから、すべて楽しめるし許せる!