【温泉部:★★★★★】登別温泉 さぎり湯(北海道)

登別温泉 さぎり湯(北海道)

登別温泉にある日帰り専用の「さぎり湯」に行ってきた。

登別温泉は、北海道の中でも最大の温泉場で1日に1万トンの湯量で9種類の泉質がある。

  • 硫黄泉
  • 食塩泉(塩化物泉)
  • 明礬泉(含アルミニウム泉)
  • 芒硝泉(硫酸塩泉)
  • 緑礬泉(含アルミニウム泉)
  • 鉄泉(含鉄泉)
  • 酸性鉄泉
  • 重曹泉
  • ラジウム泉

ここまで1ヵ所で多彩な泉質が出ることは、他にはなく、「温泉のデパート」と言われているらしい。

なんとも例えが昭和だな・・・。

ビルの一部が入り口となっており、初めは気が付かなかった。

入口と休憩場所が1Fにあり、浴場はB1Fにある。

写真正面が無料の休憩所。

そこまで混んでは無かったが、狭いせいか、座るところが無かった。

右側が有料の休憩所で一日券(¥650-)を持っていれば利用できるとの事。

最近は脱衣所辺りに「撮影禁止」と書かれてしまっているので、なかなか写真を撮ることが出来ないので、HPより配置図を借用。

HPより

温泉の湯舟は3ヶ所。

最初に体を洗おうと洗い場に座ると、ん??

シャンプーや石鹸類がない・・・。北海道はそういうシステムなのね。

まずは一号乙泉の41℃に入ってみる。

入ってみると床がヌメッとしているではないか!

何かと思って手ですくってみると、泥上の砂が堆積している。

お~~~なんかいいぞ。微かに硫黄の匂いがする。

続いて目の湯に入ってみる。

こちらは砂は堆積していないが、一号乙泉よりも硫黄の匂いが強い。

最後に一号乙泉の42℃に入ってみると、またまた底には堆積物が!

体にこすりつけてみるのが楽しい!

しかもお湯が濃く感じる。

かなり満足度が高い温泉なので、是非また来たい!

その時は一日券を買って、有料の休憩所でゆっくりしよっと。

■お湯

硫黄泉

  • 源泉名        : 一号乙泉
  • 源泉温度       : 72.5 ℃
  • PH         : 2.3
  • 成分合計       : 928.0 mg/kg
  • 分析日        : 2019年7月2日
  •   <含有成分及びその分量(抜粋)>
  • 陽イオン
  •  ナトリウムイオン  : 36.0 mg/kg
  •  総鉄イオン     : 26.6 mg/kg
  • 陰イオン
  •  塩化物イオン    : 7.9 mg/kg
  •  硫化水素イオン   : 91.7 mg/kg
  •  硫酸イオン     : 543.0 mg/kg
  •  炭酸水素イオン   : 0.0 mg/kg
  • 遊離成分
  •  メタケイ酸     : 76.6 mg/kg
  •  メタホウ酸     : 21.3 mg/kg
  • 溶存ガス
  •  遊離二酸化酸素イオン: 44.0 mg/kg

一号乙泉は41℃と41℃の2ヶ所。

湯舟の底には泥上の砂が堆積しており、それを肌に塗りつけて楽しむことが出来る。

ミョウバン泉

  • 源泉名        : 目の湯
  • 源泉温度       : 66.0 ℃
  • PH         : 2.2
  • 成分合計       : 1,575.0 mg/kg
  • 分析日        : 2018年3月9日
  •   <含有成分及びその分量(抜粋)>
  • 陽イオン
  •  ナトリウムイオン  : 105.8 mg/kg
  •  総鉄イオン     : 29.2 mg/kg
  • 陰イオン
  •  塩化物イオン    : 201.2 mg/kg
  •  硫化水素イオン   : 154.1 mg/kg
  •  硫酸イオン     : 725.1 mg/kg
  •  炭酸水素イオン   : 0.0 mg/kg
  • 遊離成分
  •  メタケイ酸     : 127.4 mg/kg
  •  メタホウ酸     : 54.8 mg/kg
  • 溶存ガス
  •  遊離二酸化酸素イオン: 0.0 mg/kg

目の湯は42℃の1ヶ所のみ。

こちらの方が一号乙泉よりも硫黄の匂いが強かった。

■施設

入口や休憩所は1Fにあり、B1Fが浴場になっており露天風呂はなく内湯のみで、温泉は3ヶ所。

無料の休憩所はあるがちょっと狭いので、一日券(¥650-)を購入して有料の休憩所を使用した方がよい。

■営業時間・料金

営業時間:07:00~21:00(受付は~20:30)

料金:大人¥450- (一日券¥650-)

GakiLifeの勝手な評価

名前さぎり湯
施設日帰り温泉施設
分類是非また行きたい。
行った日2021/12/29
場所北海道登別市登別温泉町60番地
泉質一号乙泉:低張性酸性高温泉、 目の湯:硫酸塩・塩化物温泉
泉色白濁
PH一号乙泉:2.2、目の湯:1.9
良い点湯舟の底には泥の様な砂が堆積している。
おすすめ度(満点:★5つ)★★★★★

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