湯田川温泉 共同浴場 田の湯(山形)
開湯は西暦712年と、今から約1300年前という、山形県鶴岡市にある湯田川温泉の共同浴場の「田の湯」に行ってきた。
湯田川温泉には昔から、土用の丑の日にあわせて湯治をすると、1年間無病息災で暮らせると言われる「丑湯治」という文化が今でも残っているとの事。
湯田川温泉には、こちらの「正面湯」と「田の湯」のどちらも源泉は同じな2軒の共同浴場がある。
HPより
2軒の共同浴場はどちらも常時、鍵がかかっているので、近くの「船見商店」に行き、入浴券を購入した後に鍵を開けてもらうシステム。
温泉街の入り口付近に無料の駐車場がある。
着いたのは、三連休最後の月曜日の16:30頃。
「共同浴場」のプレートがある駐車スペースには車は止まっていなかった。
↑「湯田川温泉」の入り口には提灯があり、なかなか良い雰囲気。
テクテクと歩いて行くと右側に共同浴場の入浴券を販売している「船見商店」がある。
ここで入浴券を購入すると、お店の方が一緒に共同浴場まで来てくれて、鍵を開けてくれるシステム。
「船見商店」から歩いて「正面湯」を通り過ぎて、約5分ぐらいの路地に入る。
奥のオレンジ色の「九兵衛旅館」の手前にひっそりとある「田の湯」。
こじんまりとした「田の湯」。
↑手前が「女湯」で奥が「男湯」。
ポストに購入した入浴券を入れるのだが、「船見商店」の方が入れてくれていた。
入り口は電子錠になっており、「船見商店」の方がもっている電子キーをピッとあてると鍵が開くシステム。
2~3人入れば身動きが取れなくなりそうな脱衣所。
地元の方が1人先に入っており世間話をすると、「正面湯」よりもこちらの方がこじんまりとしており、「正面湯」に比べ温度が少しだけ低いので、こちらにしか来ないとの事。
内湯が1ヶ所のいたってシンプルな共同浴場。
「正面湯」よりは少し狭く、混んでいないので、一人でゆったりとお湯を楽しめる。
肝心のお湯は、無色透明で味や匂いはなし。
確かに「正面湯」より少しだけ温度低いが丁度良い温度で、毎日入るには丁度良いお湯。
毎日入るお風呂が温泉とは、なんとも贅沢な場所だ。
■お湯
- 源泉名 : 湯田川1号源泉
- 源泉温度 : 42.0 ℃
- PH : 8.6
- 成分合計 : 1,183.0 mg/kg
- 分析日 : 2025年9月6日
含有成分及びその分量(抜粋)
- 陽イオン
- ナトリウムイオン : 211.9 mg/kg
- 総鉄イオン : 0.0 mg/kg
- 陰イオン
- 塩化物イオン : 44.5 mg/kg
- 硫化水素イオン : 0.0 mg/kg
- 硫酸イオン : 702.9 mg/kg
- 炭酸水素イオン : 15.9 mg/kg
- 遊離成分
- メタケイ酸 : 41.4 mg/kg
- メタホウ酸 : 1.8 mg/kg
- 溶存ガス
- 遊離二酸化酸素イオン: 0.0 mg/kg
↑現地に掲示は無かったが、「湯田川温泉」のHPにあった成分表。
■施設
内湯が1ヵ所。
■営業時間・料金
7:30~19:00(8:30~11:00の間は清掃の為、入浴不可)
大人:¥300-
GakiLifeの勝手な評価
| 名前 | 田の湯 |
| 施設 | 日帰り温泉施設 |
| 分類 | 機会があればまた来たい! |
| 行った日 | 2025/11/3 |
| 場所 | 山形県鶴岡市湯田川乙39-17 |
| 泉質 | ナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉 |
| 泉色 | 無色 |
| PH | 8.6 |
| 良い点 | 地元の方と一緒にお湯を楽しめる! |
| おすすめ度(満点:★5つ) | ★★☆☆☆ |
↓↓↓訪れた時の旅は「旅部」↓↓↓

























