【温泉部:★★★☆☆】鉛温泉 藤三旅館(岩手)

鉛温泉 藤三旅館(岩手)

花巻温泉郷にある鉛温泉の「藤三旅館」に行ってきた。

ちなみに花巻温泉郷は台川と豊沢川沿いを中心に点在する12の温泉地の総称。

  1. 花巻温泉
  2. 台温泉
  3. 金矢温泉
  4. 松倉温泉
  5. 志戸平温泉
  6. 渡り温泉
  7. 大沢温泉
  8. 山の神温泉
  9. 鉛温泉
  10. 新鉛温泉
  11. 花巻北温泉
  12. 東和温泉

こちらの鉛温泉の「藤三旅館」には、4つの湯舟があり、中でも名物の「白猿の湯」は深さが1.25mもある立居浴専用の湯舟。

他には、「白糸の湯」と「桂の湯」があり、どちらも前面にある川を見ながら入浴できるロケーション。

「銀の湯」は宿泊者専用の貸切風呂なので、日帰り入浴では入れない。

通りに面したところに大きな看板があり、分かり易い!

そのまま車で入ろうとしたが、別の看板に「日帰り入浴客専用駐車場」と書かれている。

日帰り入浴の場合は、こちらの通りに面した駐車場を利用して、宿まで歩いてくださいとの事。

宿は通りから下った所にあり、下の駐車場は狭い為、宿泊者専用との事。

「藤三旅館」は今から約240年前の1786年の創業との事。

急な坂道を下り、更に下る。

「藤三旅館」の屋根は、上の通りよりも低く、上の通りとの高低差が結構ある。

入り口にある提灯は「日本秘湯を守る会」の提灯かと思ったが、「新日本百名湯」の提灯だった。

着いたのは、木曜日の11:00過ぎ。

同じタイミングで来ていた先客が1人居たぐらい。

受付を済ませると、館内の案内をしてくれたが・・・。

期待していた、名物の深さが1.25mある「白猿の湯」は、11:00~13:00は女性専用の時間帯であった。

入れるのは、川に面した「白糸の湯」と「桂の湯」の2ヵ所のみとの事。

残念だが、仕方ない。

HPより

ちなみに、HPからお借りした↑写真が「白猿の湯」。

まずは、「白糸の湯」に向かう。

上の通りにあった看板と少し違う文面だが、同じような内容。

この掲示物、「日本秘湯を守る会」の宿に良くあるものと似ている。

宿の人に聞いてみると、2011年までは「日本秘湯を守る会」の会員だったとの事。

なので、掲示物から「日本秘湯を守る会」の文字が消されていた。

「白糸の湯」と貸切船用の「銀の湯」は、別の建物になっており、造りはまだ新しい。

↑写真の左側の「白糸の湯」から入ってみる。

脱衣所は、文句のつけようがないぐらい綺麗でまだ新しい。

「白糸の湯」にはサウナと水風呂、外気浴が出来る施設があり、↑写真の左側は水風呂で、深さのある水風呂になっている。

前面には緑が広がり、「白糸の湯」の由来となった「白糸の滝」が見えたかな・・・。

肝心のお湯は、成分表を見ると特に特徴のあるお湯ではないが、無色透明で、かすかに鉱物臭があり、湯の花が舞っている。

「藤三旅館」は、すべて源泉かけ流しとの事。

温度は41℃ぐらいで、ゆっくりと柔らかいお湯を楽しむことができる。

次は「桂の湯」に向かう為に、一度、受付まで戻る。

「桂の湯」があるのは、昔ながらの建物。

「桂の湯」に到着。

こちらの「桂の湯」は、内湯が1ヶ所と外湯が2ヵ所。

成分表を見ると、先ほどの「白糸の湯」と同じ源泉。

外湯はなかなかのロケーション。

一段下がった所にもう1ヶ所のこじんまりとした外湯がある。

こちらのロケーションは最高!

川のせせらぎを聞きながら、お湯をゆっくりと楽しむことができる。

1人で足を延ばしていると最高の気分!

名物の深さが1.25mある「白猿の湯」に入れなかったのが残念だった。

■お湯

  • 源泉名     : 鉛温泉 桂の湯+下の湯(混合泉)
  • 源泉温度    : 48.2 ℃
  • PH      : 8.2
  • 炭酸水素イオン : 76.9 mg/kg
  • メタケイ酸   : 47.6 mg/kg
  • メタホウ酸   : 2.9 mg/kg
  • 遊離二酸化炭素 : 0.8 mg/kg
  • 成分合計    : 401.8 mg/kg
  • 分析日     : 2023年11月7日

「白糸の湯」も「桂の湯」の同じ成分表。

↓「白糸の湯」の成分表。

↓「桂の湯」の成分表。

■施設

内湯が3ヵ所、外湯が2ヵ所。

■営業時間・料金

10:00~21:00(受付:~20:00)

大人:¥800-

GakiLifeの勝手な評価

名前藤三旅館
施設宿泊温泉施設
分類機会があればまた来たい!
行った日2025/9/11
場所岩手県久慈市山根町下戸鎖 4-5-1
泉質低調性弱アルカリ性温泉
泉色無色
PH8.2
良い点川を目の前にした外湯でリラックス!
おすすめ度(満点:★5つ)★★★☆☆

↓↓↓訪れた時の旅は「旅部」↓↓↓