【温泉部:☆☆☆☆☆】滝ノ上温泉 滝峡荘(岩手)

滝ノ上温泉 滝峡荘(岩手)

乳頭温泉から乳頭山を挟んで反対側にある、滝ノ上温泉の「滝峡荘」に行ってきた。

滝ノ上温泉には経営者が一緒の温泉施設が2軒のみ。

川沿いの山道を進むと、ポツンとこの2軒の温泉施設が現れる。

こちらの「滝峡荘」は、温泉熱を利用した自家発電設備の脇にある、こじんまりとした日帰り温泉施設とゲストハウスという、面白い施設。

2022年8月に山小屋風の建物から、リニューアルしたとの事。

川を挟んで対岸にある「滝観荘」とは姉妹店で源泉が異なる。

【温泉部:★★★☆☆】滝ノ上温泉 滝観荘(岩手)

2025.09.10

まずは面白そうな「滝峡荘」から行ってみようと思い、現地に着いてみると・・・。

おやおや!?

「本日、終了」の看板が出ているけど、奥には作業服を着た人が何人かいるぞ。

どうやら自家発電設備のメンテナンスとしている様なので、見学だけでも出来るかを聞いてみた。

すると、教授の様な面持ちの方が色々と説明してくれた。

この後に対岸の「滝観荘」に行った時に教えてもらったが、この方、経営者の方でした。

ここは、温泉余剰熱を使った自家発電設備で、発電機が5基設置されており、発電した電気は電線を使って送電しているとの事。

温泉施設は、今年に入ってから営業しておらず、明日から営業するつもりで、浴槽の掃除をして、お湯を溜めるところとのこと。(後でHPを見たら、書いてあった・・・。)

地下から毎分60tの温泉を汲み上げ、汲み上げた時の源泉温度は120℃で、発電と温泉で使うのはせいぜい1tぐらいで、使った後は元の地中に戻しているとの事。

温泉として使うには源泉温度が高すぎるので、温度を下げる為に水を使うが、流れている川の水ではなく、ここよりも約330m標高が高い、標高900mの所にある湧き水の軟水を引っ張ってきて、使っているとの事。

なんだか、話を聞いていて、ワクワクして楽しかった!

色々と説明をしてもらったので、入れないのが残念で仕方ない。

許可をもらって、色々と写真を撮らせてもらった。

このテラスからの眺め、最高ですな。

ゲストハウスというか、簡易宿泊所というか。

聞けば、山登りをする人の為に、少しでも体を休める場所がこの辺りにはないので、こちらの「滝峡荘」と対岸の「」を経営している思いもあるとの事。

実際、数年前、山登りの方が怪我をして、こちらからヘリコプターで運ばれたとの事。

昔の建物も趣があって良いな~。

ゲストハウスを抜けたところにある建物が入浴施設。

確かにお湯がないですね・・・。

成分表を見ると、「メタケイ酸」がなかなの数値。

今回は入れなかったので、必ずリベンジだ!

■お湯

  • 源泉名     : 滝ノ上温泉 滝峡荘の湯
  • 源泉温度    : 96.0 ℃
  • PH      : 8.7
  • 炭酸水素イオン : 0.0 mg/kg
  • メタケイ酸   : 375.4 mg/kg
  • メタホウ酸   : 83.6 mg/kg
  • 遊離二酸化炭素 : 0.0 mg/kg
  • 成分合計    : 2,172.0 mg/kg
  • 分析日     : 2016年4月23日

■施設

内湯が1ヵ所。

■営業時間・料金

10:00~17:00

大人:¥700-

GakiLifeの勝手な評価

名前滝峡荘
施設日帰り温泉施設
分類※今回は入れなかったのでリベンジ!
行った日2025/9/10
場所岩手県岩手郡雫石町長山 西根高倉山10−27
泉質ナトリウム-塩化物温泉
泉色無色
PH8.7
良い点※今回は入れなかったのでリベンジ!
おすすめ度(満点:★5つ)☆☆☆☆☆

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