㊙須川高原温泉(岩手県)
東北地方のほぼ中心部、岩手県、秋田県、宮城県の県境に近い所にある「須川高原温泉」に行ってきた。
3県の県境にあるので、山の山頂近くにあり、標高は1,126M。
PH2.2の強酸性の白濁のお湯。
これだけ聞いただけで期待が高まる。
しかも「日本秘湯を守る会」の会員なので、期待感はMAX!
冬季は営業していなく、そもそも道路が通行止めとなるらしい。
湯治も出来るらしく、昔ながらの温泉場の様だ。
「栗駒山岳国定公園」の中に位置しており、宿までの道は自然のみで本当に宿があるのか不安になる。
すると突然、家らしき家が現れ、一気に視界が開けると目的の須川高原温泉が現れる。
この日は天気が悪く、天候がいきなり変わったり、風が強かったりした。
料金体系が良く分からなかったので聞いてみた。
大広間の¥1,000-を払えば、3つすべてのお風呂に入れるとの事なので、迷わず¥1,000-を支払う。
こんなリストがあった。
高峰温泉はつい最近行ったけど、ここよりも900Mも高いとは。
受付でお金を支払いお風呂の場所を丁寧に案内してくれた。
それぞれにコインロッカー(¥100-)が有料であるとの事。
3ヵ所ごとにコインロッカーを利用していたらもったいないので、写真を撮った後は1ヵ所に荷物を入れておいた。
「中浴場」の44℃って・・・。
そんなに熱くちゃ入れんよ・・・。
まずは大浴場を目指す。
「大浴場」は内湯1ヵ所と外湯1ヵ所。
強酸性のお湯なので石鹸類は使えないと思っていたが、ちゃんと水道水?の洗い場があった。
お湯に浸かってみると、丁度良い温度で硫黄の匂いがして少しだけピリピリとする。
お湯をちょっと舐めてみると、やっぱり酸っぱい!
受付のところまで戻り、次は「大露天風呂」に向かう。
別棟に「大露天風呂」があるので、一度外に出て歩く。
登山客が多い様で「登山靴の洗い場」があった。
↑この写真の右側にカウンターがあって、入浴券を回収する人が座る場所があった。
入る時は誰もいなかったので忘れていたが、出る時に人が居て本当にびっくりした。
「大露天風呂」最高!!
天気が良ければ本当に気持ちが良いだろう。
ただ、底がデコボコしており、歩く時は注意が必要。
そして「ふぁ~」と言って座る時も位置が悪いと「いてっ~!」となる・・・。
入った時は9:00過ぎだったので、貸し切り状態!
建物に戻り最後は「中浴場」に向かう。
矢印看板を頼りにクネクネと館内を進む。
「絶対に水を入れるな」の張り紙。
ん?確か44℃って受付に書いてあったよね・・・。
なんだかプールの様な色合いの湯舟。
試しに片足を入れてみるが、案の定、熱くて入れんよ・・・。
水は入れちゃいけないんでしょ?
誰が入れるの???
個人的には、大露天風呂も捨てがたいが、大浴場が一番ゆっくりとお湯を楽しめることが出来た。
登山客には良い疲れを癒す場所になっているだろうし、湯治も出来るとの事なのでもっと歳を取ったら、登山と湯治を楽しみに再度訪れたい所だ。
■お湯
↑大浴場成分表
こちらの源泉名は「須川温泉(霊泉の湯)」。
源泉温度は50.5℃、PH2.2、メタケイ酸は230.5mg/kg、成分合計は3,140mg/kg。
↑大露天風呂の成分表
こちらの源泉名は「須川温泉(霊泉の湯)」。
源泉温度は50.5℃、PH2.2、メタケイ酸は230.5mg/kg、成分合計は3,140mg/kg。
↑中浴場の成分表
こちらの源泉名は「須川温泉(霊泉の湯)」。
源泉温度は50.5℃、PH2.2、メタケイ酸は230.5mg/kg、成分合計は3,140mg/kg。
源泉は一緒の様なので、どこもPH2.2の強酸性のお湯。
HPには「天然蒸風呂」が150M離れたところにあると書いてあったのを忘れてしまっていた。
■施設
大広間のほかに中広間もあるらしいが、中広間の存在を忘れていた。
■営業時間・料金
営業時間:大露天風呂 6:00~21:00
内風呂 9:00~16:00
大広間 9:00~15:00
料金:大人¥1,000-(大広間利用時ですべてのお風呂に入れる。)
GakiLifeの勝手な評価
名前 | 須川高原温泉 |
施設 | 宿泊温泉施設 |
分類 | 是非また行きたい。 |
行った日 | 2019/06/22 |
場所 | 岩手県一関市厳美町字祭畤山国有林46林ト |
泉質 | 酸性・含硫黄・鉄(Ⅱ・Ⅲ)-ナトリウムー 硫酸塩・塩化物泉 |
泉色 | 白濁 |
PH | 2.2 |
良い点 | 硫黄の温泉を十分に満喫できる。 |
おすすめ度(満点:★5つ) | ★★★★☆ |