【温泉部:★★★★☆】㊙須川高原温泉(岩手県)

㊙須川高原温泉(岩手県)

東北地方のほぼ中心部、岩手県、秋田県、宮城県の県境に近い所にある「須川高原温泉」に行ってきた。

3県の県境にあるので、山の山頂近くにあり、標高は1,126M。

PH2.2の強酸性の白濁のお湯。

これだけ聞いただけで期待が高まる。

しかも「日本秘湯を守る会」の会員なので、期待感はMAX!

冬季は営業していなく、そもそも道路が通行止めとなるらしい。

湯治も出来るらしく、昔ながらの温泉場の様だ。

「栗駒山岳国定公園」の中に位置しており、宿までの道は自然のみで本当に宿があるのか不安になる。

すると突然、家らしき家が現れ、一気に視界が開けると目的の須川高原温泉が現れる。

この日は天気が悪く、天候がいきなり変わったり、風が強かったりした。

料金体系が良く分からなかったので聞いてみた。

大広間の¥1,000-を払えば、3つすべてのお風呂に入れるとの事なので、迷わず¥1,000-を支払う。

こんなリストがあった。

高峰温泉はつい最近行ったけど、ここよりも900Mも高いとは。

受付でお金を支払いお風呂の場所を丁寧に案内してくれた。

それぞれにコインロッカー(¥100-)が有料であるとの事。

3ヵ所ごとにコインロッカーを利用していたらもったいないので、写真を撮った後は1ヵ所に荷物を入れておいた。

「中浴場」の44℃って・・・。

そんなに熱くちゃ入れんよ・・・。

まずは大浴場を目指す。

「大浴場」は内湯1ヵ所と外湯1ヵ所。

強酸性のお湯なので石鹸類は使えないと思っていたが、ちゃんと水道水?の洗い場があった。

お湯に浸かってみると、丁度良い温度で硫黄の匂いがして少しだけピリピリとする。

お湯をちょっと舐めてみると、やっぱり酸っぱい!

受付のところまで戻り、次は「大露天風呂」に向かう。

別棟に「大露天風呂」があるので、一度外に出て歩く。

登山客が多い様で「登山靴の洗い場」があった。

↑この写真の右側にカウンターがあって、入浴券を回収する人が座る場所があった。

入る時は誰もいなかったので忘れていたが、出る時に人が居て本当にびっくりした。

「大露天風呂」最高!!

天気が良ければ本当に気持ちが良いだろう。

ただ、底がデコボコしており、歩く時は注意が必要。

そして「ふぁ~」と言って座る時も位置が悪いと「いてっ~!」となる・・・。

入った時は9:00過ぎだったので、貸し切り状態!

建物に戻り最後は「中浴場」に向かう。

矢印看板を頼りにクネクネと館内を進む。

「絶対に水を入れるな」の張り紙。

ん?確か44℃って受付に書いてあったよね・・・。

なんだかプールの様な色合いの湯舟。

試しに片足を入れてみるが、案の定、熱くて入れんよ・・・。

水は入れちゃいけないんでしょ?

誰が入れるの???

個人的には、大露天風呂も捨てがたいが、大浴場が一番ゆっくりとお湯を楽しめることが出来た。

登山客には良い疲れを癒す場所になっているだろうし、湯治も出来るとの事なのでもっと歳を取ったら、登山と湯治を楽しみに再度訪れたい所だ。

■お湯

↑大浴場成分表

こちらの源泉名は「須川温泉(霊泉の湯)」。

源泉温度は50.5℃、PH2.2、メタケイ酸は230.5mg/kg、成分合計は3,140mg/kg。

↑大露天風呂の成分表

こちらの源泉名は「須川温泉(霊泉の湯)」。

源泉温度は50.5℃、PH2.2、メタケイ酸は230.5mg/kg、成分合計は3,140mg/kg。

↑中浴場の成分表

こちらの源泉名は「須川温泉(霊泉の湯)」。

源泉温度は50.5℃、PH2.2、メタケイ酸は230.5mg/kg、成分合計は3,140mg/kg。

源泉は一緒の様なので、どこもPH2.2の強酸性のお湯。

HPには「天然蒸風呂」が150M離れたところにあると書いてあったのを忘れてしまっていた。

■施設

大広間のほかに中広間もあるらしいが、中広間の存在を忘れていた。

■営業時間・料金

営業時間:大露天風呂 6:00~21:00

     内風呂 9:00~16:00

     大広間 9:00~15:00

料金:大人¥1,000-(大広間利用時ですべてのお風呂に入れる。)

GakiLifeの勝手な評価

名前須川高原温泉
施設宿泊温泉施設
分類是非また行きたい。
行った日2019/06/22
場所岩手県一関市厳美町字祭畤山国有林46林ト
泉質酸性・含硫黄・鉄(Ⅱ・Ⅲ)-ナトリウムー
硫酸塩・塩化物泉
泉色白濁
PH2.2
良い点硫黄の温泉を十分に満喫できる。
おすすめ度(満点:★5つ)★★★★☆

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