胴腹滝(山形県)
日本百名山の一つ、活火山の鳥海山の麓にある「胴腹滝」に行ってきた。
溶岩の割れ目を地下水が通り、この胴腹滝に湧き出てくるとの事。
胴腹瀧不動堂がある両脇から湧き出ており、左右の滝の味は異なるとの事。
この滝の水は、身体の一切を守るとされており、安産の神として崇められているとの事。
安産のパワー、必要ないけどもらえるパワーはもらっておくか!
林道のような道にポツンと看板と駐車場がある。
看板を見てフムフムと読んでいると、「ガサガサ」という言葉が。
溶岩の形状を表しているのだが、なんとも笑ってしまった。
ガサガサの溶岩の割れ目を水が通る。ガサガサね。
「熊が出ました!」という看板を横目に、林を進む。
駐車場から3分ぐらい歩いたところで鳥居が現れる。
水質検査の検査表が貼ってあるが、「飲用は自己責任で」という張り紙があった。
これを飲んでも大丈夫でしょ~、っということで、早速飲んでみる。
うまい!
こりゃうまいよ!
もう少し進んで胴腹瀧不動堂の両脇から流れ出る滝の水も飲んでみる。
変わらずうまいよ!
右側の滝の水は、沢の香りがしまろやかで日本茶に合うと言われている。
左側の滝の水は、自然無限の味でコーヒーに合うと言われている。
どちらも飲んでみたが、私の様な凡人には違いが分からなかった。
それよりも、川が無い場所に滝があること自体に驚いた。
滝が湧き出る斜面の上の方は、普通に土で木が生い茂る場所。
そんなところから滝のように水が湧き出ている。
この光景に見惚れてしまった。
胴腹瀧不動堂から来た道を見返しても、その先に川がある様には見えない。
滝から湧き出た水は、一旦地上に顔を出し、そしてガサガサの溶岩の地下に戻っていく。
なんとも不思議な場所!
マイナスイオンの効果もありパワーを十分に感じ取ることができた!?