湯とぴあ臼別温泉(北海道)
臼別川沿いにある無人の町営の日帰り温泉施設の「湯とぴあ臼別温泉」に行ってきた。
1887年(明治20年)頃から温泉宿があり、1993年の北海道南西沖地震の被害を受け廃業し、1995年から大成町(現在のせたな町)が再オープンさせた。
浴槽は壁で仕切られた男女別の露天風呂のみで、営業は毎年4月~11月までで冬季は休業。
山間にあり、川のせせらぎを聞きながら、手の加えられていない温泉をたっぷり楽しめる、秘湯感たっぷりな温泉施設との事。
国道229号線からの脇道を進む。
矢印看板に加え、「熊出没注意」の看板が・・・。
看板のあったところを通り過ぎてから、すぐに砂利道に変わる。
砂利道を進むと、「あと2 km」の看板。
まだまだ続く砂利道。
タイヤを気遣いながら、砂利道を進むこと約15分、ようやく駐車場に到着。
地元の方らしき車が1台止まっていた。
↑写真の正面を進むのかと思いきや、写真の左側に建物があった。
気に覆われた「湯とぴあ臼別温泉」なので、最初は分からなかった。
約230年前の1789年からこの温泉はあったのか。
クマやキツネが出るのでゴミは持ち帰りが基本!
地元の方にとっては深刻な問題ですね。
山小屋の様な建物を発見!
清掃協力金¥100-のお願いの看板がある。
かなり控えめな文章になっている奥床しさが、地元の方の人間性を表しているように感じる。
このような秘湯感ある温泉施設は、無くなってほしくないので、喜んで清掃協力金を投入させて頂きます!
入り脱衣所に入ると、照明が付いていながい日差しが差し込んでいるのでどうにか明るい状態。
見上げるとコンセントがあるが、電機は来ていない様だった。
壁にある成分表をみると、下記の項目はなかなかの数字。
- ナトリウムイオン :835.8 mg/kg
- カリウムイオン :51.5 mg/kg
- カルシウムイオン :214.1 mg/kg
- 硫酸イオン :550.7 mg/kg
浴槽は1ヶ所のみ。
地元の方が1人、先客で居たので話しかけてみると、地元の方は73歳で子供の頃は有人の小屋がありここまで歩いてきたとの事。
5月頃は駐車場が満車になるぐらい人気で、地元の方は夜来る時はランタンを持参してくるらしい。
そして温泉で温かいので良くマムシが出るし、5月頃はアブには注意で、熊も見たことがあるとの事。
しかも、道南の熊は内陸に比べてすぐに襲い掛かってくる狂暴だとか・・・。
実際のお湯は、薄い抹茶色で匂いは無く、微かな酸味。
先客の地元の方が水で温度調節してくれていたおかげで、温度は41℃ぐらいに。
入っていると、最初は肌がキシキシする感じがしていたが、徐々にツルツルになっていく感じがする。
地元の方は、近くにある「貝取澗公営温泉浴場(あわび山荘)」よりも良い泉質だと感じるとの事。
成分表を比較してみると、「遊離二酸化炭素イオン」以外は確かにこちらの方が数値は良い。
- 成分 湯とぴあ臼別温泉 貝取澗公営温泉浴場
- ナトリウムイオン :835.8 mg/kg 472.4 mg/kg
- カリウムイオン :51.5 mg/kg 24.1 mg/kg
- カルシウムイオン :214.1 mg/kg 70.8 mg/kg
- 硫酸イオン :550.7 mg/kg 150.0 mg/kg
- 遊離二酸化炭素イオン :107.6 mg/kg 197.9 mg/kg
- 成分合計 :3,410.0 mg/kg 2,078.0 mg/kg
囲いの先には源泉の井戸がある。
小川の反対側の岩肌から蒸気が出ている。
この岩肌からも温泉が湧きだしているとの事。
秘湯感たっぷりで温泉も良質なお湯の「湯とぴあ臼別温泉」。
熊に注意する必要があるが、山にポツンとある良質な温泉施設、いつまでも続いてほしい温泉施設だ。
■お湯
- 源泉名 : 臼別温泉
- 源泉温度 : 54.3 ℃
- PH : 6.6
- 成分合計 : 3,410.0 mg/kg
- 分析日 : 2018年12月11日
含有成分及びその分量(抜粋)
- 陽イオン
- ナトリウムイオン : 835.8 mg/kg
- 総鉄イオン : 0.5 mg/kg
- 陰イオン
- 塩化物イオン : 1,220.0 mg/kg
- 硫化水素イオン : 0.0 mg/kg
- 硫酸イオン : 550.7 mg/kg
- 炭酸水素イオン : 248.0 mg/kg
- 遊離成分
- メタケイ酸 : 115.7 mg/kg
- メタホウ酸 : 53.8 mg/kg
- 溶存ガス
- 遊離二酸化酸素イオン: 107.6 mg/kg
■施設
外湯が1ヶ所。
■営業時間・料金
4月下旬~11月末頃 7:00~19:00
清掃協力金 ¥100-
GakiLifeの勝手な評価
| 名前 | 湯とぴあ臼別温泉 |
| 施設 | 日帰り温泉施設 |
| 分類 | 是非また来たい! |
| 行った日 | 2026/9/21 |
| 場所 | 北海道久遠郡せたな町大成区平浜691 |
| 泉質 | ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉 |
| 泉色 | 薄い緑茶色 |
| PH | 6.6 |
| 良い点 | 山奥で熊に注意しながら良質なお湯を楽しめる! |
| おすすめ度(満点:★5つ) | ★★★★★ |
↓↓↓訪れた時の旅は「旅部」↓↓↓

































