早稲田桟敷湯(宮城)
1948年に早稲田大学の理工学部の学生たちがボーリング実習の際に偶然、源泉を採掘した鳴子温泉にある「早稲田桟敷湯」に行ってきた。
昔は「早稲田湯」という名前の日帰り温泉施設だったが、掘削から50年目の1998年に全面改築し、現在の「早稲田桟敷湯」になったとの事。
鳴子温泉には「滝の湯」とこちらの2ヵ所の共同浴場がある。
近くには無料の駐車場の「鳴子温泉 湯めぐり駐車場」があるので、そこに車を止めて、歩いて約5分。
黄色い建物が「早稲田桟敷湯」。
建物は、モダンな造りで温泉施設という感じはしないので、知らないと素通りしてしまいそう。
真ん中の通路を進み、突当りを左に曲がり、戻る様に階段を降りると、B1Fに受付と湯舟がある。
左側の建物の中2Fにトイレと無料の休憩所がある。
無料の「鳴子温泉 湯めぐり駐車場」からは、約170mとの事。
年季が入っている看板。
↑写真の右側を進むとトイレと無料休憩所。
階段を下りたところに受付がある。
休憩所が利用できるのは、10:00~16:00まで。
着いたのは、金曜日の15:00頃。
お客さんは居ない状態だが、1人が来て、帰ったらまた1人が来るぐらい。
恐らく、もう少ししたら、仕事終わりの地元の方が来るのだろう。
床は温泉を利用した床暖なので、素足で歩いても気持ちが良い。
脱衣所内も温泉の床暖。
なかなかモダンな造りの浴室。
地形の高低差を利用した造りで、天井が高く、開放感がある。
浴槽は2ヵ所あり、↑写真の手前側が44℃ぐらいで、少し広い奥が42℃ぐらい。
壁面の3ヵ所からお湯が注がれており、白く温泉成分が沈殿している。
肝心のお湯は、透明で味はほとんどなく、柔らかいお湯と言った感じ。
わずかに細かな湯の花が舞っており、天井を見上げながらゆっくりとお湯を楽しめるのが良い!
■お湯
- 源泉名 : 下地獄5号泉・下地獄9号泉・下地獄16号泉 混合泉
- 源泉温度 : 87.0 ℃
- PH : 6.6
- 成分合計 : 1,388.4 mg/kg
- 分析日 : 2020年6月17日
- <含有成分及びその分量(抜粋)>
- 陽イオン
- ナトリウムイオン : 363.6 mg/kg
- 総鉄イオン : 0.0 mg/kg
- 陰イオン
- 塩化物イオン : 343.0 mg/kg
- 硫化水素イオン : 1.1 mg/kg
- 硫酸イオン : 295.0 mg/kg
- 炭酸水素イオン : 79.4 mg/kg
- 遊離成分
- メタケイ酸 : 198.6 mg/kg
- メタホウ酸 : 49.9 mg/kg
- 溶存ガス
- 遊離二酸化酸素イオン: 36.4 mg/kg
■施設
内湯が1ヵ所。
■営業時間・料金
9:00~21:30(受付:~21:00)
大人:¥660-
GakiLifeの勝手な評価
名前 | 早稲田桟敷湯 |
施設 | 日帰り温泉施設 |
分類 | 機会があればまた来たい! |
行った日 | 2025/9/12 |
場所 | 宮城県大崎市鳴子温泉新屋敷124-1 |
泉質 | 含硫黄-ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉 |
泉色 | 無色 |
PH | 6.6 |
良い点 | モダンな造りでお湯を楽しめる! |
おすすめ度(満点:★5つ) | ★★★☆☆ |
↓↓↓訪れた時の旅は「旅部」↓↓↓