㊙甲子温泉 旅館大黒屋 (福島)
福島の白河の西、会津の南に位置する甲子温泉にある、大岩風呂が有名な日本秘湯を守る会の「旅館大黒屋」に行ってきた。
県道289号線沿いではなく旧道沿いにあり、山に囲まれたひっそりとした宿。
着いたのは平日の10:00だったが、数台の車が日帰り入浴ために開店を待っていた。
2009年6月にリニューアルオープンしたとの事あって、建物・内部はまだ新しく感じる。
日本秘湯を守る会の宿にある不思議な文章・・・。
受付時に聞いた館内の案内をもとに、名物の「大岩風呂」を目指す。
建物内をクネクネと進む。
右側にあるのが建物内にある内湯・外湯の「恵比寿の湯」。
ここは後で入るとして、先に目指すは「大岩風呂」。
階段を下りていくと地下の様な造りの廊下を進む。
ここで外履きに履き替えて進む。
なんだか不思議な気分。
長い階段を下りると。
ようやく外に出た。
ここから橋を渡ったところに「大岩風呂」がある。
正面が混浴の「大岩風呂」。
右側が女性用の「櫻の湯」。
「大岩風呂」に入ると右側に脱衣所があり、正面に名物の「大岩風呂」がある!
お~、これが名物の「大岩風呂」か!
大きさは5M×15M、深いところで1.2Mとの事。
なんだかプールみたいだな。
お湯の注ぎ口は1ヶ所かと思いきや、ここは足元からも湧出しているとの事。
早速、入ってみてお湯の注ぎ口のお湯を試してみる。
注ぎ口のお湯は44℃~45℃ぐらいだが、湯舟自体は41℃ぐらい。
お湯に特徴はなく、飲んでみると美味しい!
まるでミネラルウォーターの様にゴクゴクと飲めてしまう。
底に足をつけてのんびりと入っていると、時折、足元からポコポコと気泡が立ち上がる。
気泡が出てきたところに足を置いてみると、少し冷たいお湯が出てきているのが分かる。
調べてみると、足元湧出の温度は31℃~34℃との事。
なので、湯舟自体、表面と底の方では温度が違うのが分かる。
大きな岩風呂でゆっくりとお湯を楽しめるのが良い!
気が付けば30分ぐらい、ボーっとしながら入浴していた。
次は建物内の内風呂を試してみよう。
来た道を戻り、建物内にある内湯の「恵比寿の湯」に入ってみる。
「大岩風呂」と源泉は異なるようだが、違いが分からない。
こちらは少し温度が高く、源泉の温度は47℃との事。
こちらは建物内にある内湯の外にある外湯。
どちらのお湯も特徴はないが、名物の「大岩風呂」は一度は入ってみる価値はある。
あの大きな岩風呂でゆっくりと過ごすと、時間を忘れてリラックスできるのが良いな。
■お湯
こちらは「大岩風呂」の源泉、「有限会社元湯甲子温泉2号源泉」。
源泉温度は44.7℃、PH7.6、57.0mg/kg、成分合計は977mg/kg。
こちらは内湯の「恵比寿の湯」の源泉、「有限会社元湯甲子温泉1号源泉」。
源泉温度は47℃、PH7.6、62.0mg/kg、成分合計は1,023mg/kg。
■施設
内湯が2ヶ所、外湯が1ヶ所。
■営業時間・料金
10:00~15:00
大人:¥900-
GakiLifeの勝手な評価
名前 | 大黒屋 |
施設 | 宿泊温泉施設 |
分類 | 機会があればまた寄りたい。 |
行った日 | 2024/10/11 |
場所 | 福島県西白河郡西郷村真船字寺平1 |
泉質 | カルシウム・ナトリウムー硫酸塩温泉 |
泉色 | 透明 |
PH | 7.6 |
良い点 | 大きな岩風呂を楽しめる。 |
おすすめ度(満点:★5つ) | ★★☆☆☆ |
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