男鹿真山神社(秋田県)
毎年2月にナマハゲの祭りが行われる「男鹿真山神社」に行ってきた。
ここは真山全体がパワースポットになっているらしい。
中でも「五社殿」はなんでも願いが叶うパワースポットだとか。
言うのはタダだが・・・、言い過ぎではないだろうか。
いやいや、疑ってはすべてが崩れる!
なんでも願いが叶うなら、願ってみればいい話だ!
この神社の手前に「なまはげ館」があった。
真山神社よりも人が多かったのにはびっくり。
なまはげの人気強し!
「五社殿」はどこかを探してみたら、結構離れているではないか!
確か山頂の真山神社本堂(567M)までは1時間半の登山だとか・・・。
っということは、五社殿までは半分ぐらいか。
ま~まずは進んでみますか。
仁王門でしっかりと睨んでもらって。
仁王門を抜けたこの階段、なんだかキレイだ。
この日は晴天だったこともあり、見ていて気持ち良く感じた。
1本の杉の木を切り抜き作った「丸太船」が展示されていた。
これってすごいと思う。
贅沢に1本の木をくり抜き作ったのだから、強度もあり相当高価なのだろう。
拝殿まではすぐに到着。
背後の杉林が拝殿を押し出しているような感じがした。
多分、私だけだろう・・・。
薬師堂の脇に山頂に続く石段があり、結構急な石段・・・。
この石段を見て心が折れてしまった。
これを1時間半登るのかと思うと・・・。
五社殿と山頂はまたの機会にしよう!
っということで、拝殿の近くを散策。
拝殿からちょっと離れたところに樹齢1,100年と言われる榧の木がある。
これには見惚れてしまい、思わず幹に抱き付いてしまった!
長い歳月でここまで成長したのだろう。
その長い歳月の間の出来事を、この木はすべて知っている。
何があったのか教えてほしい。
何かで見た記憶があるが、巨木の幹に耳をあてると、土から水を吸い上げる音が聞こえるらしいので、やってみた。
な~~~んも聞こえん!
幹の太さも去ることながら、幹から生える新芽。
ここまで長寿になると、悪い意味ではなく、生きることに執着するようになる人間の象徴に思えてくる。
今回は五社殿と山頂を諦めてしまい、夜になり無性に後悔!
時間があったのだから登れば良かった!
パワースポットとかご利益とか、もうどうでもよい。
いつか、また、絶対に真山に来る機会を作り、五社殿と山頂を拝むことを心に決めた!