ボンネットに飛び石キズを発見!
長距離の旅に出た後の車の汚れはすごい!
ホイールはブレーキパッドのダストで真っ黒だし、ボディもアルピンホワイトがグレーに感じるぐらいに汚れている。
旅の後は時間をかけて洗車するのだが、ボンネットに何か黒いものを発見。
老眼になってきているので、眼鏡を外して見てみると・・・。
アッチャー、塗装が剥がれて地肌が見ているわ。
こっちはまだ小さいが、地肌が見えている。
これでは、時間が経てばサビが出てくるかもしれないので、タッチアップで補修しないと。
ボンネットをよくよく見てみると、他にもタッチアップしている部分がある。
中古車なので販売前にディーラーがやったものだろうが、4~5ヶ所はタッチアップしてあるぞ。
タッチアップ材の購入
早速、タッチアップをNetで探してみると、純正の物と「ソフト99」の物がある。
値段が全然違うな・・・。
悩むがここはケチらないで純正品にしよっと。
あとはタッチアップ用の「筆」と「うすめ液」、脱油材を買わねば。
この「うすめ液」は、「ラッカーうすめ液」と「ペイントうすめ液」があるらしい。
タッチアップ材を薄めるのは「ペイントうすめ液」の様な気もするが、「ラッカーうすめ液」が正解との事。
「シリコンリムーバー」の写真を撮るのを忘れてしまったが、これで準備は整った。
他に用意するものは、これ。
- マスキングテープ
- 綿棒
- ペットボトルのキャップ
- ボロ布
- 爪楊枝(使わないかもしれないけど。)
タッチアップ補修:1回目
風のない天気の良い日を狙って補修開始!
まずは2ヵ所にマスキングテープをしてと。
次は脱油。
綿棒に「シリコンリムーバー」の液を付けて、綿棒でゴシゴシと。
いよいよタッチアップ材を塗っていくぞ。
まずは1回目。
少しずつ筆にタッチアップ材を付けては傷に塗っていく。
コツは、筆にたっぷりとタッチアップ液を付けて、凹んだ場所に垂直に筆を当てる。
筆を当てたらその状態で止めて、タッチアップ液が凹んだ場所に移動するまで待つ。
乾く前に2度目を塗ってしまうと上塗りにならないので、時間をおいて2度目、3度目と上塗りを重ねてと。
塗料は乾くと瘦せるので、今日はこのぐらいで良いかな。
表面がボコボコになっているので、「ラッカーうすめ液」で表面と滑らからに。
マスキングをしておいて良かった。
まだボコボコになっているので、上塗りが必要かな。
マスキングテープを剥がしてみると、マスキングテープの厚さ分だけの段差が出来てしまっている。
ありゃりゃ、こりゃマスキングテープは要らないかな。
マスキングテープを剥がしたのちに再度、上塗りでモッコリに。
今日はここまででいいかっ。
あとは1週間後ぐらいに様子を見てから仕上げるか。
タッチアップ補修:2回目
1回目の補修から1週間が経過。
モッコリしていた部分がちょっと凸凹になっている。
やっぱり塗料は痩せるんだね。
こちらは余り変わっていない様子。
トップコートを塗る前にタッチアップ部分の凸凹をできるだけ平にする為に、「ラッカー薄め液」で表面をなぞる。
「ラッカー薄め液」をちょっと付けて、ボロ布で表面を拭き取る。
ちょっとづつ、ちょっとづつやっていくと、モッコリしていた部分が既存の表面ぐらいの高さになってきたが、凹んでいる部分も出てきてしまった。
なので、再度、タッチアップを塗りモッコリさせて、「ラッカー薄め液」で平らに。
タッチアップが完全に乾いていない時に「ラッカー薄め液」をやると、タッチアップした塗料が全部取れてしまうので、時間をかけてと。
こちらはなんとなく良いが、ちょっと凹んでいる部分があるな。
こちらもちょっとタッチアップを塗りモッコリさせて、「ラッカー薄め液」で平らに。
タッチアップ補修:クリアコート塗布
もうこんなもんで良いかなと思ったところで、上塗りの「クリアコート」を塗布。
そして完成したのがこちら。
ちょっと凸凹しているが、こんなもんでいいかな。
凸凹にならないように、トップコートを塗る前にコンパウンドで磨く方法もあるが、ガラスコーティングをしているので、あまりコンパウンドは使いたくない。
局部的に補修という意味ではこれでいいかな。
こちらは傷が小さいのであまり目立たない。
近づいてみれば分かるが、普通にボンネットを見ているだけでは全く気が付ない状態。
飛び石の傷を気にしたらキリがないので、下地に錆が発生せず、見た目もほどほどならば、この仕上がりで十分だ。