いざ、ホームネットワークの検証!
今の環境では「10 G」のHUBを買っても意味がない事は理解しているが、どうしても検証したくなって購入してしまった、8ポートすべてが「10 G」HUBのBUFFALO「LXW-10G8」。
ホームネットワークではNASの「1 Gbps」がボトルネック、インターネット回線ではマンションの契約の「1 Gbps」と宅内に配線されているLANケーブルが「CAT5e(1 Gbps)」がボトルネックになっている。
「1 Gbps」を超える速度は出ないだろうが、すこしでも通信速度が改善すれば良いなと。
「10 G」HUBでどのくらい通信速度が改善するのかを検証してみる。
HUBの仕様の違い
測定環境と内容のおさらい
HUBが変わっただけで、他は前回と一緒。
測定環境と内容
↓7パターンの速度を測定する。
- ①PCが有線:ホームネットワークの速度(「PC」⇔「NAS」)
- ②PCが有線:インターネット回線の速度(Google)
- ③PCが無線:ホームネットワークの速度(「PC」⇔「NAS」)
- ④PCが無線:インターネット回線の速度(Google)
- ⑤iPhone:インターネット回線の速度(Google)
- ⑥iPhone:インターネット回線の速度(Wi-Fiミレル)
- ⑦iPhone:Wi-Fi速度(Wi-Fiミレル)
↑PCが有線の場合。
機器の下の数字は、機器の理論値の最大通信速度。
↑PCが無線の場合。
測定結果
測定したのは、前回と同様に金曜日の深夜1:00頃(土曜の1:00頃)なので、インターネット回線はガラガラだと思う時刻。
①PCが有線:ホームネットワークの速度(「PC」⇔「NAS」)
②PCが有線:インターネット回線の速度(Google)
③PCが無線:ホームネットワークの速度(「PC」⇔「NAS」)
④PCが無線:インターネット回線の速度(Google)
⑤iPhone:インターネット回線の速度(Google)
⑥iPhone:インターネット回線の速度(Wi-Fiミレル)
⑦iPhone:Wi-Fi速度(Wi-Fiミレル)
測定結果のまとめ
今回の結果と「1 G」HUBとの比較をしてみる。
ホームネットワークの速度(「PC」⇔「NAS」)
↑「LAN Speed Test v4」ツールでの結果。
予想はしていたが、結果はHUBが「1 G」でも「10 G」でも、ほぼ同じ結果。
しかし、無線の方が遅いのはなぜだろう。
↑「CrystalDiskMark」ツールでの結果。
こちらも、ほぼ同じ結果。
NASの「1 G」がボトルネックになっているので、NASを変更しない限り、これ以上の速度は無理だろう。
こちらのツールでは、有線でも無線でもあまり変わりのない結果なのはなぜだろう。
インターネット回線の速度
こちらも、予想はしていたが、結果はHUBが「1 G」でも「10 G」でも、ほぼ同じ結果。
インターネットの契約が「1 G」で、配線されているLANケーブルが「CAT5e」なので、これ以上の速度は無理だろう。
Wi-Fi速度
こちらも結果はHUBが「1 G」でも「10 G」でも、ほぼ同じ結果。
iPhoneとWi-Fiルーターとの通信なので、HUBは関係ない。
【番外編】iPhoneをWi-Fi「2.4GHz」で接続の場合
前回同様に、iPhoneとWi-Fiルーターの接続を、2.4GHzの「lEEE802.11ax(Wi-Fi6)」で接続してみて、「Wi-Fiミレル」で測定してみた結果が↓。
前回よりもひどい結果・・・。
HUBは関係ないので、単に通信が不安定だったのかも。
【結論】「10 G」HUBは意味が無かったか!?

予想通りというか、当然の結果・・・。
- NASが「1 Gbps」に対応。
- インターネットの契約が「1 G」。
- 宅内に配線されているLANケーブルが「CAT5e(1 Gbps)」。
↑今の環境では、HUBを「10 G」に変えても意味はなし!
ホームネットワークの速度は少しは上がるかなと思ったけど、全く変わらない・・・。
高いお金を出して、結構な熱を持つHUBに変えただけの結果となってしまった。




































