長時間のPC作業でお尻がランブータンに。
部屋の都合上、今はダイニングテーブルにモニターを2台置いて、普通のダイニングチェアに座ってPC作業をしている。
年末年始、家でPC作業やゲームを長時間やっていたら、なんだかお尻に違和感が・・・。
結構、ひどい痔になってしまって、もはや、お尻がランブータンに！
（この例えは、分かる人は分かるだろう。詳しくは、「水曜どうでしょう」の「原付ベトナム横断1800km」を参照。）
今までは全然気にもしてなかったが、ダイニングチェアは硬いのだ。
そりゃ、6時間とかPC作業をしていたら、お尻も悲鳴を上げるかな。
テレワークの時も同じ状況なのだが、痔にならなかったのは、仕事していないからか・・・。
こりゃ、長時間のPC作業でも耐えられるPC用の椅子を買わねば。
ちなみに今の状況は、普通のダイニングテーブルとダイニングチェア。
ダイニングテーブルの高さは、天板まで73cm、椅子の座面までは48cm。
椅子には急遽、購入したゲルクッションを敷いているので、座面までは51cmとちょっと高くなってしまっている。
この状態だと、太ももがうっ血しそうだ。
購入するPC用チェアの条件
調べてみると、ほんと色々な種類の椅子がある様がどれも同じに見えてしまう。
- 用途：オフィス、ゲーミング
- 素材：メッシュ、ウレタン（ファブリック、フェイクレザー）
- 背もたれ：ハイバック、ローバック
- ヘッドレスト：有、無
- アームレスト：有、無
- フットレスト：有、無
今回のチェア選び基準は、長時間座っていてもお尻がランブータンにならない椅子、これに限る。
座面が「メッシュ」だと、お尻の荷重を横方向に引っ張って分散するだけで、お尻には良くなさそうだ。
「ウレタン」ならお尻の荷重を垂直方向で受け止めてくれるので、お尻の場所によって沈み方違うので良さそうだ。
なので、座面の素材は「ウレタン」がいいな。
背もたれは「メッシュ」の「ハイバック」で、「アームレスト」は肩こり防止のために必要かな。
疲れたらソファーに移動すれば良いので、「ヘッドレスト」と「フットレスト」は不要。
「ゲーミングチェア」は色合いが他の家具と合わないし、車のフルバケットの様な形はいらないので、「オフィスチェア」が良いが、会社の様なデザインはちょっとな。
部屋に置いても家具と合うデザインも重要な要素だ。
一応、「オフィスチェア」か「ゲーミングチェア」かは、絞らずにいろいろと見てみよう。
あと、肝心なのは、座面の可動高さ。
テーブルの下で足を組みたいので、座面は低ければ低いほど良い。
3cmのゲルクッションを敷くことを考えると、最低でも床から42cm～が可動域がほしい。
今回のチェア選び基準をまとめると↓。
- 用途：「オフィスチェア」（デザイン次第で「ゲーミングチェア」も可）
- 背もたれ素材：メッシュ
- 座面素材：ウレタン（ファブリック）
- 座面可動域：42cm～
- 背もたれ：ハイバック
- ヘッドレスト：無
- アームレスト：有
- フットレスト：無
痔の為なら値段はいくらでも良いので、予算は設けない！
PC用チェア選び オフィスチェア編
いろいろなメーカーの商品を探してみるぞ！
ネットで検索しつつ、近くの家具屋さんで試してみた。
オカムラ
まずは、オフィス家具の代表格の「オカムラ」。
色々と種類があるし、バリエーションも豊富。
座面のウレタンは「異硬度クッション」を使用しており、実際に近くの家具屋さんで「異硬度クッション」に座ってみると、なかなか良い！
これなら長時間座っていても、お尻への負担は少なそうだ。
あと、座面奥行調整の機能はなかなか良い。
深く座る時とダラっと座る時とで使い分けが出来るのが良い。
可動域は5cmだけだが、5cmも動かせばかなり印象が違う。
一番の売れ筋は「シルフィー」らしい。
背もたれ部分とアームレストのデザインの違いで差別化しているのかな。
「コンテッサⅡ セコンダ」は、いかにも高そうな感じ。
ただ、どちらも同じように見えてしまうし、会社感がするな。
「フィノラ」は、イタリアのデザイン会社「イタルデザイン」とのコラボらしく、確かにデザインは良い。
特にアームレストのデザインが良いかな。
「オカムラ」の中で特に気になったのが「コーラル」の背もたれが「ウレタン」の物。
背もたれは「メッシュ」が良いと思っていたが、どれも同じ様な物に見えてしまうし、会社感が強い。
「コーラル」の背もたれが「ウレタン」の物は、背もたれ部分がすっきりしていて、家具の様に綺麗に見えるぞ！
コクヨ
イメージ的にどうしても会社感が出てしまう感じがするが、一応、見てみよう。
「インスパイン」はワイヤーの「ランバーサポート」で面白いデザイン。
多機能で良さそうだけど、これに決める「決め手」がないな。
「プント」のデザインは、背もたれが「キルティング」になっており、これは部屋に馴染む良いデザインだ。
ただ、「オカムラ」とは違いバリエーションが少ないので、背もたれが「キルティング」の物は黒か茶色しら選べないのが残念だ。
「ピコナリビナ」は新しく出たモデルとの事で、アームレストのデザインが面白く、座面クッション厚が68mmとかなり分厚いのでお尻には優しそうだが、機能が少ないな。
ただ、座面が「39cm～」となっているので、小柄な人には良いだろう。
「イング」は個性的なデザインで面白い。
IT企業のリフレッシュルームとかにありそうなデザインだけど、家には個性的過ぎて浮いてしまうな。
家の近くの家具屋さんで「コクヨ」の座り心地を試してみた感想は、なかなか良い感じだが「オカムラ」の方がいいかな。
イトーキ
こちらも会社感が強いイメージだが、一応見てみよう。
「サリダチェア YL9」は売れ筋商品で、長時間座る人向けのモデルとの事。
バリエーションは無く、3種類のカラーから選ぶのみ。
背もたれの「エラストマー素材」は仕事で訪問先の会社で座った事があるが、体に引っ付く感じがどうも好きになれなかった。
「アクトチェア」は座面が下がっている感じが好きになれないし、会社感が強すぎる。
「スピーナチェア」はビジネスユーザー向けとの事で、会社感満載！
実際、会社の会議室にあるが、背もたれの「エラストマー素材」が体に引っ付くので好きになれない。
「フリップフラップチェア」は面白い形の背もたれで、くの字に曲がるらしい。
これはこれで面白いが、部屋に置くのはちょっとな・・・。
家の近くの家具屋さんで「イトーキ」の座り心地を試してみた感想は、こちらもなかなか良い感じだが「オカムラ」の方がいいかな。
ウチダ
あまり馴染みのない「ウチダ」も見てみよう。
ん～、どれも同じようなデザインだし、売り文句が普通だな・・・。
「ウチダ」は特にピンとくる物が無かったが、唯一、「セレッツァ」のアームレストの形は面白かったな。
ハーマンミラー
アメリカの家具メーカーも見てみよう。
デザイン性が高く、度々、TVなどで見ることがあるので気になっていたメーカー。
「セイルチェア」は良く目にするけど、背もたれのデザインは面白いが、ゴムの様な質感が好きになれない。
「ヴェラスチェア」は至って普通。
これなら日本メーカーの方が良いな。
家の近くの家具屋さんで「ハーマンミラー」の座り心地を試してみた感想は、ん～硬いと言う感じ。
座面がメッシュの物が多かったので試しに座ってみたら、やっぱりお尻が左右に引っ張られる感じがする。
お尻の割れ目を開く感じ・・・、通気性は良いがお尻には優しそうではないな。
AIMchair
検索していると、なかなか評判が良かった日本ブランドのメーカー。商品は1種類のみの様だ。
「長時間のゲーミングでも快適に座れ、手頃な価格帯で手に入るチェア」をコンセプトに開発された物との事だけあって、座り心地はなかなか良さそうだ。
デザインも「これぞ、ゲーミングチェア」と言う感じではないし、金額も押さえられている所が良いな。
Palmwork
こちらもなかなか評判が良かった日本メーカー。商品は2種類のみの様だ。
「パームワークチェア」はこの機能でこの金額は、なかなか良いのだろう。
しかし、座面がメッシュなので今回の選択肢からは除外。
「サニーチェア」はセールだったので、かなりお手頃な値段だけど、機能が少ないし、デザインも会社感が否めない・・・。
Ergohuman
こちらもなかなか評判が良かった台湾メーカー。座面がメッシュの商品のみの様だ。
色々と種類がありヘッドレスト付きの種類が主力の様だ。
しかし、どれも同じに見えてしまうし、座面がメッシュのみの品ぞろえ。
座面高さが45cm～と、日本人にしてはちょっと高すぎるな。
確かにスタイリッシュなので見栄えはするが、なぜ評判が良いのだろうか・・・、売り込みたいサクラが多いのかな？
COFO
こちらもなかなか評判が良かった日本メーカー。商品は2種類のみでどちらも座面がメッシュ。
「Chair Premium」はフットレストが付いてこの金額、「Chair Pro」は更に安い、この金額は魅力的だ。
しかし、座面がメッシュなのと、座面高さが48cm～とかなり高い。
これでは一番下の高さにしても、かかとが浮いてしまいそうだ。
座面がメッシュだとスタイリッシュに見えるので見た目重視の人には良いだろうが、お尻には結構負担がかかりそうなので、今回は選択肢から除外だな。
タンスのゲン
マットレスを探していた時に知った日本の家具メーカー。
どちらも安過ぎる！
実際に座ってみないと、この金額でもOKかどうかが判断できないな。
といっても、試してみることが出来る場所が見当たらない・・・。
お試しで買うならすぐにでも買ってしまいそうな値段設定だけど、なんか心配になる・・・。
ニトリ
近所にあるので見に行ってみると、いろんな種類がいっぱい展示してある。
あまりの品数の多さに、選ぶのが疲れてしまった。
その中でも目を付けていた2種類を座ってみると、どちらもなかなか良いではないか。
座面が「ポケットコイル」の方は、ソファーの様な座り心地だけど、耐久性が心配になる。
値段も什器メーカーに比べたら良心的で、そこそこの質感なので、「とりあえず」には良いだろう。
PC用チェア選び ゲーミングチェア編
AKRACING
「本田翼さん」がCMで宣伝していた中国メーカー。
ゲーミング会では、PC用チェアと言えば「AKRACING」一択の様な感じを受ける。
ゲーミングチェアには他にもいろいろなメーカーがあるようだが、色合いや「フルバケット」の様な形は絶対に部屋の中で浮く存在になるので、部屋には置きたくない・・・。
選ぶ気が失せてしまったので、ゲーミングチェアからのチェア選びは「AKRACING」のみで終了！
ゲーミングチェアは、好きな人は好きだろうけど、うちの部屋には合わないな。
結論 オカムラの「コーラル」一択！
色々と時間をかけて悩んだ結果、やはり「ゲーミングチェア」は部屋には馴染まないので、「オフィスチェア」の中から選ぶ。
背もたれが「メッシュ」だと、どれも同じように見えてしまうし、会社感がどうしても残る。
「部屋になじむデザイン」と「座面はウレタン」を考えると、「オカムラ」の「コーラル」の背もたれが「ウレタン」の一択となった！
↑写真の赤丸の部分、背もたれの「ウレタン」と金具の取り合いが何とも綺麗に見える、うんうん。
初め、背もたれは「メッシュ」が良いと思っていたが背もたれが「メッシュ」だと、どうしてもデザイン的に会社感が出てしまう。
しかし「コーラル」の背もたれが「ウレタン」だと、背もたれを後ろから見た時の姿が綺麗に見え、家具の様な感じ。
座面の高さは、42cm～52cmで条件通り。
これなら部屋にも馴染むし、座面は「異硬度クッション」でお尻にも優しそうで、他の選択肢が目に入らなくなった。
しかも、さすが「オカムラ」、バリエーションが豊富なので、好みの「コーラル」を作り上げることが出来るのだ。
背もたれサイズ
選択肢は、金額が高い順に「エキストラハイバック」＞「ハイバック」＞「ミドルバック」。
「ヘッドレスト」は不要なので、「ハイバック」か「ミドルバック」。
サイズ的には7cmの差なので「ハイバック」を選択。
フレームカラー
選択肢は、「ポリッシュ」が高く、「シルバー」と「ブラック」は同じ値段。
テカテカの「ポリッシュ」は趣味ではないし、「ブラック」だと重く見えてしまうので、消去法として「シルバー」を選択。
ボディカラー
選択肢は、「ホワイト」か「ブラック」で値段は同じ。
やはり「ブラック」は重く見えてしまうので、「ホワイト」を選択。
ハンガー、ランバーサポートの有無
家で使うのに「ハンガー」は不要。
「ランバーサポート」は必要。
アームレスト
選択肢は、金額が高い順に「アジャストアーム」＞「デザインアーム」＞「なし」。
「アジャストアーム」は「4Dアーム」と呼ばれていて、4方向に調整が可能。
「デザインアーム」は固定。
会社や訪問先の企業の応接室で「アジャストアーム」の椅子に座ることがあるが、使い込んでくると簡単に動いてしまったり、チェア自体を動かす時に「アームレスト」をつかんで引っ張るとガチャガチャと動くのがどうしても気になっていたので、「アジャストアーム」は却下。
「なし」という選択肢もある。
「なし」にした方が、より「家具」感が増すので悩ましいが、肩こり防止にやっぱり「アームレスト」は欲しいところ。
ここは固定式の「デザインアーム」を選択。
色
一番、悩むのが色・・・。
メーカーのHPで色味を試すことが出来るので、気になる色を試してみる。
■ダークグリーン
最初に「いいな～」と思った「ダークグリーン」。
欲を言えば、「パープル」か「ダークブルー」があれば良かったが、「ダークグリーン」もなかなか良いではないか。
「フレームカラー」を「ブラック」にしてみると。
ん～、「ブラック」の面積は少ないが、やっぱり、重く感じてしまう。
試しに「エキストラハイバック」にしてみると。
ん？ヘッドレストの背面の「ホワイト」がなんかダサい・・・。
じゃあ「フレームカラー」を「ブラック」にしてみると。
ものすごく重く感じてしまうな・・・。
やはり、デザイン的に「ヘッドレスト」は要らないな。
■ベージュ
明るい色も試してみよう。
これはこれでなかなか良いではないか。
ただ、ちょっと明るすぎて、他の家具と合わないかも。
■ダークブラウン
ダーク系でもう一つ選択肢があった「ダークブラウン」。
ん～、なんか違うな。
結論！
初めに「いいな～」と思った「ダークグリーン」に決定！
品番は「CQ47GZ-FSG5」で、カタログ上の価格は、￥174,400-。
結構なお値段ですな・・・、しかし、お尻の為なら仕方ない！
家の近くの家具屋さんには、「ダークグリーン」の色はなく、見本帳で小さな生地しか見ることが出来なったが、実際はもう少し薄い色だった。
あとは実際に納品してみて、自分を納得させるだけだな。
いざ、購入！
Netで検索してみると、「オカムラ」製品を扱っているところは4社ぐらいしかない。
しかも、どこも同じような金額。
頼みの綱の「Amazon」には無く、「楽天市場」を見てみると2社が色々なバリエーションに対応していた。
丁度、「楽天市場」で「お買い物マラソン」をやっており、「オフィスコム」で￥3,000-のクーポンが配られていたので、他のサイトで買うより「楽天市場」で買った方が断然にお得だった！
もう迷う事はない、「楽天市場」の「オフィスコム」に発注じゃ！
支払金額は、￥127,350-だがポイントが19,041付いたので、実質、￥108,309-で購入できた。
単なる「椅子」ではなく、「家具」の一種と考えれば、このぐらいの金額かな。
受注生産の為、納期は2ヵ月！？
発注した2営業日後に納期の連絡があり、2月4日（火）に納品できると連絡があった。
購入時には、納期2ヵ月と書いてあったが、1ヵ月で納品。
お尻の為にも待ち遠しいぞ！
タイルカーペットの購入
キャスターは「ナイロン」か「ウレタン」を選択できた。
フローリング直に使用できるように「ウレタン」キャスターがある様だが、絶対にフローリングが傷んでしまう。
しかも、フローリング直だと、チェア自体の動きが良くなってしまい、不意に椅子が動いてしまうだろう。
ここは、「ナイロン」キャスターにして、タイルカーペットを敷いて使用した方が良いだろうという事で、ニトリでタイルカーペットを購入。
これで準備は整った！
あとは発注したチェアが来るのを待つだけ。
