【IT部】X1 CarbonでのRAW現像作業

X1 CarbonでのRAW現像作業

PCを新しく購入し仕様も良くなったので、一眼レフカメラで撮影したRAWデータの処理がどのくらい良くなったのかを調べてみた。

購入したX1 Carbonの仕様は↓

  • CPU:インテル Core i7-8550U プロセッサー (1.80GHz, 8MB)
  • メモリ:16GB LPDDR3 2133MHz Soldered
  • HDD:512GBソリッドステートドライブ (M.2 2280, PCIe) OPAL対応
  • 14.0型WQHD液晶 (2560×1440 IPS 500nit) 光沢あり

【IT部】Lenovo ThinkPad X1 Carbonの購入

2019.03.02

現像ソフトは、Nikonの無償ソフト「Capture NX-D」を使用。

メーカー推奨の動作環境は↓

【CPU】
  静止画:Pentium Dual-Core 2.4GHz 以上/Core i シリーズ 1.6GHz以上
  動画再生時:Pentium D 3.0GHz以上
  HD/フルHD以上の動画を再生する場合はIntel Core i5以上を推奨
  動画編集時:Intel Core i5以上
  ニコン製デジタルカメラで撮影した4K動画編集時:Intel Core i7 3.5 GHz 以上 Core i5 2.3GHz以上

【RAM】
  32bit版:1GB以上(2GB以上を推奨)
  64bit版:2GB以上(4GB以上を推奨)
  ニコン製デジタルカメラで撮影した4K動画編集時:64bit版8GB以上(16GB以上を推奨)

【HDD】
  空き容量が1GB以上(3GB以上を推奨)

【モニター】
  1920×1080ピクセル以上を推奨

どの条件も満たしているので、仕様上は問題ないはず。

液晶モニター

驚くほど綺麗だ!

解像度が高く14インチと小さめなので、ものすごくはっきりとしている。

また、「光沢あり」なので、色彩が綺麗で黒が引き締まっている。

例えるなら、iPhoneで高画質の静止画を見ているような感じ。

ただ、映り込みが結構あるので、天井のシーリングライトの位置を気にした方が良さそうだ。

これだけ綺麗だと現像作業の際、ホワイトバランスやコントラストなど調整しやすい。

今までは光沢なしのモニターで作業をしていたので、余計に綺麗で作業がし易く感じる。

処理速度

「Capture NX-D」ソフトの立ち上げに要する時間は、以前のPCに比べ早くなった。

データ転送速度の測り方は分からないので、すべて実感した感想・・・。

RAWファイル自体はX1 CarbonのSSDに保存して、「Capture NX-D」から呼び出してみてた。

そこそこ早いが、枚数が多いと全部を表示するのに時間がかかる。

そもそもRAWデータは、1枚約30MB前後と非常に重いので、枚数が多いと重くなるのはしょうがないか。

肝心の現像作業を進めてみると、クロップやホワイトバランス、コントラスト、シャドーなどを調整していても、瞬時に変更後が表示されて非常に使いやすい。

ただ、RAWファイルからJpegファイルへの変換には時間がかかる。

↓変換時の設定

↓1枚の写真を返還した際のタスクマネージャーの「パフォーマンス」の状態

CPU稼働が100%を越している・・・。

そして冷却用ファンがウオンウオンと回っている。

Core i7-8550Uでも変換時はすんなりとはいかないか。

もう1ランク上のCore i7-8650Uだったらどうなのだろうか。

↓3枚の写真を連続で変換した際のタスクマネージャーの「パフォーマンス」の状態

3枚連続で変換したら3度、CPU稼働が100%を超して、ファンがウオンウオンと回っている。

ちなみにPCは、電源につないだ状態で「最も高いパフォーマンス」に設定。

ただ、古いPCだと変換が終わるまで約3秒ほどかかったが、X1だとCPU稼働が100%を超しているが1秒かからずに変換が完了する。

現像作業は毎日やるものでもなく、枚数が多い時はストレスとなるが、この程度なら我慢できそう。

メモリは25%ぐらいしか使っていないので、16GBにするまでもなかったかもしれない・・・。

「大は小を兼ねる」だから、ま~いいか。

これからは現像作業がストレスなく進められるので、作業が楽しくなりそうだ。