モニター「EX-GCU271HXAB」のスピーカー
トレード用にモニターを2台購入する時、スピーカーはなくて良いと思っていたが、画質や応答速度を優先して選んだIODATAのモニター「EX-GCU271HXAB」にはスピーカーが付いていた。
スピーカーの仕様は「2W+2W」のステレオスピーカー。
PC用なので音が鳴れば何でも良いやと思っていたが、いざ、モニターから音を出してみると、なんとも・・・。
まず、スピーカーがモニターの下部に付いており、下向きになっている。
机に跳ね返って聞こえるので、机から音が出ているようでなんとも不自然。
これは改善しなくては!
PC用スピーカー選び
どんなものがあるのかを探してみると、ピンからキリまで色々とある。
しかも、なかなか自分に合ったものが見つからない「スピーカー難民」が多数いることも分かった。
そこまでお金を掛ける事は考えてないが、条件としては↓。
- モニターの下に置ける(約70mm以下)。
- 27インチモニター2台の両脇に置ける。
- 接続方法はなんでもOK。
- 音がコモっていない。
- 低音は期待していないが、中音域と高音域がすっきりした音。
ちっちゃい物やサウンドバーもあるので、色々と検討してみる。
アクティブスピーカー
JBL
まずは音響で定評のあるJBLを見てみる。
PC用としては2機種。
↑一つはカタツムリの様な形をして約¥6,000-ぐらいの物。
なかなか口コミも良く、値段も手ごろ。
サイズは「幅78mm×高さ132mm×奥行き150mm」。
横にして置くことも出来るので、モニターの下に置くには丁度良い。
↑もう一つはゲーミングスピーカーと名乗っている約¥25,000-ぐらいの物。
これはちょっと高いな。
サイズは「幅89mm×高さ210mm×奥行き176mm」。
横にすればモニターの下に置くことは出来るだろうが、横に置くことは想定していないようだ。
他の選択肢として、ポータブルスピーカーを置くのも一つの案かも。
ポータブルスピーカーなら風呂場にも外にも持っていけるから、使う範囲が広がる。
↑これはBluetooth接続で良いのだが、かなりデカい!
サイズは、「幅298.5mm×高さ136mm×奥行き134mm」とモニターの下に置くには高さがあり過ぎる。
↑これもBluetooth接続で良いのだが、サイズは「幅223mm×高さ96.5mm×奥行き94mm」とちょっと高さがある。
↑サイズは「幅220mm×高さ96mm×奥行93.4mm」と「CHARGE5」とあまり変わらない。
BOSE
BOSEの音はあまり好きではないのだが、とりあえず、見てみる。
↑サイズは「幅80mm×高さ190mm×奥行150mm」とちょっとデカいな。
MACKIE
アメリカの会社でレコーディングやミキサー機器などを扱う会社からも、小型のPC用スピーカーをだしている。
↑これはなかなか良さそうだけど、サイズが「幅119mm×高さ152mm×奥行き163mm」とちょっと高さがある。
しかも、ちょっと値段が高いな。
だけど、これは気になるので、違う機会に購入を検討しよう。
Logicool
↑これはかなり安くて良いが、サイズが「幅68mm×高さ158mm×奥行き64mm」とちょっと高さがある。
横にして使う事は想定していないようだ。
↑これも安くて良い。
サイズは「幅84.5mm×高さ151.5mm×奥行き76mm」で、横にしても問題はなさそうだ。
Creative
シンガポールの音響メーカーも小型のPC用スピーカーをだしている。
↑値段も手ごろでデザインも良い!
ただ、ちょっと上向き過ぎじゃないかな?
サイズは「幅122mm×高さ116mm×奥行き115mm」、もうちょっと高さを低くしてくれればな。
↑ちょっとランクアップした物もサイズは「幅122mm×高さ116mm×奥行き115mm」と一緒。
サンワサプライ
周辺機器メーカーのイメージが強い「サンワサプライ」からも出しているので見てみる。
↑安くて小さくて良いが、なんか会社で使う感じのデザイン。
サイズは「幅70mm×高さ70mm×奥行き57mm」と申し分ないが、なんかな・・・。
↑これは見た目は良い感じ。
サイズは「幅116mm×高さ107mm×奥行き114mm」とちょっと高さがあるな。
デザイン、値段共に良いけど、肝心の音質はどうなんだろうなと疑問が残ってしまう。
Buffalo
Wi-Fiルーターや周辺機器のイメージが強い「Buffalo」の物も見てみる。
↑これは激安!
サイズは「幅64mm×高さ72mm×奥行き60mm」とかなり小さい。
だけど、これじゃモニターのスピーカーと変わらないんじゃないかな?
Amazon
「Amazon」からもプライベートブランドとしてスピーカーを出していた。
↑デザイン、色合い、値段、なかなか良いじゃない。
サイズは「幅66mm×高さ71mm×奥行き100mm」と条件にぴったり。
あとは音質が問題かな。
サウンドバー
モニターの下にサウンドバーを置くということも検討してみる。
サウンドバーはTV向けに出ている商品が多い。
サウンドバーとPCの接続にHDMIを使うと面倒そうなので、HDMI以外の接続方法も確認しないとだ。
JBL
やはり一番最初に探したくなるJBL。
- サイズ:幅614mm×高さ56mm×奥行き90mm
- 接 続:HDMI(ARC)、Bluetooth4.2、光デジタル
↑すでに生産終了しているようだが、まだ流通している様だ。
口コミを見るとあまり良くないが、TV様に購入している人が多いようにも感じる。
PC側には光デジタル出力がないので、PCとの接続はBluetooth4.2になるだろう。
- サイズ:幅820mm×高さ56mm×奥行き104mm
- 接 続:HDMI(eARC)、Bluetooth5.0、Wi-Fi、LANケーブル、光デジタル
↑こちらはちょっと値段が張るが口コミは良い感じ。
PCとの接続は色々と選択肢があるので、購入したら考えればいいや。
ヤマハ
ヤマハもサウンドバーは有名なので、ヤマハのサウンドバーも探してみる。
- サイズ:幅600mm×高さ64mm×奥行き94mm
- 接 続:HDMI(ARC)、Bluetooth5.0、3.5mmステレオジャック、光デジタル
↑これはお手頃な値段で大きさも丁度良い。
口コミもなかなか良く、PCとの接続はBluetoothか3.5mmステレオジャックで大丈夫なので、候補になるかな。
- サイズ:幅910mm×高さ68mm×奥行き133mm
- 接 続:HDMI(eARC)、Bluetooth5.1、光デジタル
↑これはちょっと高く、幅も910mmと結構、幅広なのでちょっと大きすぎるかな。
DENON
昔は「デンオン」と言っていたが、今では「デノン」になっている「DENON」でも探してみる。
- サイズ:幅890mm×高さ67mm×奥行き120mm
- 接 続:HDMI(eARC)、Bluetooth5.0、3.5mmステレオジャック、光デジタル
↑値段は良いのだが、幅が890mmと結構デカイ。
TV向けなのかな。
- サイズ:幅650mm×高さ75mm×奥行き120mm
- 接 続:HDMI(eARC)、USB-A、3.5mmステレオジャック、光デジタル
↑逆にこっちは幅はソコソコなのだが、値段が高い。
BOSE
とりあえず、BOSEも探してみる。
- サイズ:幅594mm×高さ56mm×奥行き102mm
- 接 続:HDMI(ARC)、Bluetooth4.2、3.5mmステレオジャック、光デジタル
↑値段はちょっとお高め。
口コミは良いので候補にはなりそう。
- サイズ:幅695mm×高さ56mm×奥行き103mm
- 接 続:HDMI(ARC)、Bluetooth4.2、光デジタル
↑幅がちょっと大きい約700mm。
口コミは良さそうだけど、これなら「Bose TV Speaker」で良いかな。
Razer
ゲーミングメーカーの「Razer」からもサウンドバーを出しているので、ちょっと覗いてみる。
- サイズ:幅400mm×高さ77mm×奥行き71mm
- 接 続:Bluetooth5.0、USB-C
↑ゲーミングメーカーだけあって置いた時の角度や足など、しっかりと考えられている。
幅も400mmと小柄ながらもPCモニターの下に置くことを前提としている点が良い。
値段も接続方法も申し分ないが、消せるだろうけどイルミネーションランプは要らないな。
Creative
シンガポールの音響メーカーの「Creative」も覗いてみる。
- サイズ:幅410mm×高さ94mm×奥行き75mm
- 接 続:Bluetooth5.3、3.5mmステレオジャック、USB-C
↑電源供給はUSBからと配線がすっきりする。
幅も小柄の410mmで値段もかなりお手頃。
口コミも良く候補になる1台。
- サイズ:幅410mm×高さ68mm×奥行き108mm
- 接 続:Bluetooth5.3、USB-C
↑意外にも「Creative Stage Air V2」の方が口コミが良く、これを買うなら「Creative Stage Air V2」の方が良いとのコメントもある。
- サイズ:幅650mm×高さ78mm×奥行き109mm
- 接 続:HDMI(ARC)、Bluetooth5.0、光デジタル、ステレオミニジャック、USB-C
↑こちらは値段も幅も大きくなる上位機種。
これなら「Creative Stage Air V2」が候補になるな。
ミニアンプ、真空管アンプ+パッシブスピーカー
ちょっとこだわって、アンプを別に設けて、パッシブスピーカーと組み合わせる案も検討してみる。
ミニアンプ
「ミニアンプ」を検索してみると、ギター用のミニアンプなどが良く出てくるが、中には音響用のミニアンプもあった。
↑この金額でミニアンプが買えるなんて、安すぎないか?
¥10,000-近くなってくると、Bluetooth機能も付いてくる。
真空管アンプ
前から気になっていた「真空管アンプ」も探してみよう。
「真空管アンプ」と言えば「トライオード」。
「トライオード」で何かいいものは無いかなと探してみるも、高い・・・。
↑安くても¥100,000-近くするので断念。
他を探してみると、中国製の安い真空管アンプがあった。
ん~安い真空管アンプだと出力が弱すぎるかな。
そもそも、小さい真空管アンプでは真空管の良さが出てこないので、見た目が良いだけか。
パッシブスピーカー
小さいスピーカーで思い出すのが、BOSEのサテライトスピーカー。
BOSEの音は低音重視な部分があるので、あまり好きではないが、高音・中音域をカバーするキューブ型のサテライトスピーカーだけは、昔は欲しかった。
↑結構、高いしあまり出回っていないようだ。
他に思い浮かべるのが、TV用に使用しているB&Wのサテライトスピーカー。
PC用で使わなくなったらサラウンドスピーカーとして使用できるが、そもそもサイズがデカい。
KEFも小型で良いスピーカーを出しているが、高い・・・。
ん~、PC用にパッシブスピーカーを使うのは、金額的に手が出ないな。
結論
PC用のスピーカーは色々な種類が出ているので、欲しい物はすぐに見つかるだろうと思っていたが、探している条件の物がなかなか無いのには驚いた。
気が付けば、候補探しで結構な時間がかかっている。
「スピーカー難民」になるのが分かる気がする。
今回はモニターのスピーカーから変更する為で、音が出れば何でも良いと考えると、安くて小さいもので良いのだ。
サウンドバーも候補には上げたが、サウンドバーの良い点は高さが無い点。
良く良く考えてみると、1台のモニターの下に置く分には良いが、実際にモニター2台の真ん中に置いたと仮定すると、なんだかアンバランス。
あと、サウンドバーだとセンタースピーカーの様な位置になる点も音が真ん中に集まり、ちょっと違うかな。
「アンプ+パッシブスピーカー」は、値段的に断念。
そうなると、残る選択肢は「アクティブスピーカー」の一択。
その中で最終的に候補に残ったのは↓の2つ。
JBL Pebbles
- 電源供給:USB-A
- 接続方法:USB-A、ステレオミニジャック
- 仕様ユニット:50mmフルレンジユニット×2
- サイズ:幅78mm×高さ132mm×奥行き150mm
- 左右のケーブル長さ:約800mm
- USB-Aケーブル長さ:約800mm
- 消費電力:2.5W
- 重量:1kg
Amazonベーシック ダイナミックサウンドスピーカー
- 電源供給:USB-A
- 接続方法:ステレオミニジャック
- 使用ユニット:?
- サイズ:幅66mm×高さ71mm×奥行き100mm
- 左右のケーブル長さ:約800mm
- USB-Aケーブル長さ:約1,000mm
- 消費電力:2.4W
- 重量:0.6kg
どちらもこの金額ならば、失敗しても諦めが付く。
この2つをもっと詳しく調べてみると、どちらも口コミは良い。
ただ、どちらも左右のケーブル長さやPCと接続するケーブルが短いというコメントが目立つ。
PCと接続するケーブルは延長のUSBケーブルやステレオミニジャックケーブルを買えば大丈夫だけど。
「27インチモニターを2台の両脇に置ける。」という条件をクリアする為には、左右のケーブルを切断して継ぎ足すしかないかな。
「Amazonベーシック ダイナミックサウンドスピーカー」に決まり!
もう、どちらでも良いのだが、形と色合いが良く値段が安い「Amazonベーシック ダイナミックサウンドスピーカー」に決まり!
合わせてステレオミニジャックとUSBの延長コードも買っておく。
Amazonで注文したので、次の日には届く、ほんとすごいや。
これでは家から出なくなりますよ。