伊勢神宮 内宮(三重県)
皇室の御祖神であり日本人の大御祖神である天照大御神が祀られており、正式名称は「皇大神宮」に行ってきた。
伊勢神宮の内宮のしきたりは、
- 神域に入る時に参道にかかる橋、内宮では右側通行。
- 伊勢神宮は「紙幣禁断」と言われており、天皇陛下以外のお供えは許されていない為、お賽銭箱はない。
- おみくじはなく、伊勢神宮にお参りすること自体が吉日。
- 伊勢神宮では私利私欲なお願い事はしてはいけない。
- 外宮・内宮どちらか一方だけ参拝する「片参り」は縁起が悪い。
ここまで聞くと、他の神社とは格が違うと感じてしまし、格別なパワーを授かりそうだ!
そう、信じる者は救われる!
私利私欲を捨て、清らかな心で参拝しようじゃないか!
五十鈴川かかる宇治橋にはしっかりと「右側通行」の表示がある。
「式年遷宮」という儀式で、20年に一度、社殿を造り替えている。
出雲大社では平成20年に60年ぶりに「大遷宮」と呼ばれる建て替えが行われたとの事。
御手洗場
五十鈴川のほとりにある「御手洗場」は、古くから参拝者がお清めを行っていた場所。
参道に手水舎もあるが、やはりこちらで清めねば。
皇大神宮
「皇大神宮」までやってきた。
さすが伊勢郡宮、この鳥居をくぐったところまでしか行くことができない。
しかも、撮影禁止!
お賽銭はしないとは言えども、白い布のところにはお賽銭が投げ込んである。
ついつい習慣でお賽銭を投げて、個人的な願い事をしてしまった。
荒祭宮
天照大御神の荒御魂を祀っている。
「豊受大御神」の「荒御魂」がお祀りされており、「荒御魂」とは、「荒ぶった魂」とも読み、これを人の業に言い換えると「行動的・積極的な心」もしくは「欲を持つ」と解釈される。
そして「荒御魂」とは、神様の行動的な性格を現し、おだやかな側面の「和魂」に相反する存在であるとの事。
外宮では「多賀宮」に相当。
ここだけは個人的な願いを聞き叶えてくれるとの事。
お賽銭を入れて、ありったけの願い事をしてしまった。
四至神(みやのめぐりのかみ)
四至神は神域の四方を守る神様。
外宮の「三ツ石」と同じように手をかざしてしまったが、しっかりと二礼二拍手一礼をしてお参りする必要があった・・・。
神殿の中まで見える他の神社とは違い、建物しか見ることが出来ない伊勢神宮。
そして、どこか皇居と思い出すような風景。
なんとも厳かな雰囲気に包まれての参拝で、パワースポット巡りと言うことを忘れてしまっていた。