青島神社(宮崎)
「鬼の洗濯板」と呼ばれる波状岩に囲まれている「青島神社」に行ってきた。
青島は堆積した貝殻によってできた島とのことで、波打ち際には砂ではなく粉々になった貝殻が敷き詰められていた。
昔は別名「真砂島」とも言われていたとの事。
これが「鬼の洗濯板」と言われる波状岩。
ほんとに珍しい形をした岩である。
海中で出来た水成岩が隆起し、長い間波に洗われ固い砂岩層だけが板のように積み重なって見えるようになったとの事。
「鬼の洗濯板」とは、うまい具合に表現したものだ。
昔は、島全体が神聖な場所とされて、一般人の立ち入りは固く禁じられていたとの事。
参道にはやはり粉々になった貝殻が敷き詰められている。
拝殿に入ったところで振り返ってみると、とても良い景色!
まるで沖縄にでも来たかの様だ。
拝殿付近では色々な願掛けが用意されていた。
楼門手前の手水舎の横にある「掃守神事」・・・金運にご利益があるといわれている。
お金やカードなどの大切なものを神水につけて、願い事を唱えながらホウキで掃いて清める神事。
「賽の目神事」・・・「教え給え、導き給え」と唱えながら大きなサイコロを振る神事。
サイコロの目には「縁・金・身・交・厄・地」の6つがあり、出た目が今自分にとって一番大切なことだといわれている。
鯛の形をしたおみくじ。
なんだかここまで来るとアミューズメントパークの様だ・・・。
すべての願掛けが出来る共通券は売っていないのかな?
境内の中心に位置する最強のパワースポット。
ここからもパワーを感じることが出来たが、右側の森の中からもっと強いパワーを感じたので行ってみた。
この社の裏側から何かただならぬパワーを感じるぞ!
左側の2本の縄に色々と結ばれているのは、産霊紙縒との事。
願い事によってそれぞれ色が異なる5色の紙縒を、夫婦ビロウの樹に結ぶ神事。
ピンクは良縁、紫は心身健全、緑は生業成就、黄色は商売繁盛、白は心願成就のご利益があるらしい。
そして奥には平瓮と呼ばれる素焼きのお皿を投げ入れる神事。
願い事を小声でつぶやきながらお皿を投げ、御座所に入れば願いが叶い、入らなくてもお皿が割れると開運厄払いになるとされている。
ん~良く考えられたものだ。
無事に参拝も終わったので、島を一周してみよう!
島の裏側まで波状岩に覆われており、その先には灯台があった。
丁度、青島神社の裏手には、ちょっと開けた場所があり、ここが観光用のパンフレットの写真に使われている場所なのね。
ものの15分ぐらいで島を一周できた。
島自体が神聖な場所と崇められている理由がなんとなく分かった。
この島にいるとどこからでもパワーを感じることが出来た!
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